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2015年10月03日

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

二年に一回の「中之条ビエンナーレ」ですが、前回とても興味深く歩き回ったので、今回も訪れてみました。
今回は先ず、前回行けなかった「六合エリア」と「沢渡・暮坂エリア」を訪れました。

六合エリアはメインスポットの「水車小屋」に車を置いてスタートします。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

六合村を初めて訪れたのは三年程前でしたが、美しくとても静かな雰囲気にすっかり魅了されました。
今回驚いたのは、村の中がすっかり綺麗に修復されていたことでした。
前回も充分美しく清潔感があったのですが、古い建物もきれいに修復され、見違える様でした。
村民の皆様の熱意を感じました。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

こちらは江戸末期の「ネド蔵」の復元工事中でした。

六合村でのビエンナーレとはどんなものかしら?・・・と歩いてゆくと、「ホタルの小径」という案内があり、

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

こんな休憩所がみえましたが、願い事をして山の中を歩くそうなので、今回はパスし、メインの湯本家住宅へ向かいました。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

この建物は、1階2階が1806年に、3階が1897年に養蚕用に建造された土蔵造りで、2階には、江戸幕府から追われた幕末の蘭学者、高野長英を匿った「長英の間」が残されています。

今回私が訪れたかったのは、この2階に展示されている馬場恵さんの作品です。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

ということで、何とも不思議な世界が広がっていました。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

レース模様かと見紛う植物の構造。
幾何学的美しさと神秘的なものを感じます。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

どの様に製作されているのか分かりませんが、植物だけの展示なのに生命のおどろしさをも感じ、魅入られてしまいました。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

漢方の薬効等が絵図と共に展示され、不思議な世界に入り込んだ様でした。

3階には、

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

この様な展示作品がありました。

ビエンナーレでは、各々勝手に好きなイメージを膨らませ、楽しめるのが何より嬉しい世界です。

村の所々にこんな可愛らしい風鈴が飾られています。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

これは全て、白根開善学校の生徒の作品だそうで、造りも全部違うそうです。
所々で見かけるこんな風景が味わい深い雰囲気を作り出しているように思いました。

赤岩公民館には・・・

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

こんな作品が展示されていましたが、何と全てが「卵の殻」との事。
20年分の卵の殻を集めたそうですが、どの様に保存したのでしょう?
何だか楽しくなります。

六合村を歩いていると、不思議な植物を良く見かけます。

中之条ビエンナーレ 「六合エリア」

葉鶏頭の変種の様な・・・巨大化した植物が多いようですが、何だかこれも「作品」に見えてきてしまいました。

六合村は狭いエリアなので、歩いて楽に回れました。
これから「沢渡・暮坂エリア」へ向かいます。



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Posted by ruriri at 18:48│Comments(0)日記
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