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2015年01月31日

白カビチーズ「ブリア・サヴァラン」

今年初めて、高崎のチーズ専門店「モンテ・ドラーゴ」さんへ立ち寄り、ご主人お薦めのチーズを戴いてきました。

白カビチーズ「ブリア・サヴァラン」

白カビタイプの「ブリア・サヴァラン」で、当然、有名な美食家の名に因んでいます。
牛乳に生クリームを加えて作るそうで、「トリプルクリーム」とも呼ばれ、脂肪分は75%です。
表面に綿の様な綺麗な白カビが生えているので、ブリヤ・サヴァランの「アフィネ」の様です。

白カビチーズ「ブリア・サヴァラン」

外側は真っ白、断面はトロ~リとしたペースト状で、シャンパン、苺等との相性が良いそうなので、用意してみましたが、

白カビチーズ「ブリア・サヴァラン」

そのままで充分美味しく、幸せな気分になりました。
濃厚なミルクの味わいと、僅かな酸味、軽い塩味、絶品です!

ブリア・サヴァランは、洋酒のたっぷりかかったケーキしか知らなかったので、序に彼について少し調べてみました。

生年は(1755~1826年)で、代々司法官の家系に生まれ、1789年のフランス大革命勃発後、立憲議会に代表として派遣され、その後民事裁判所長官、大審院判事となりますが、革命末期、穏健派とされる彼は王党派とみなされ、1793年、あわや処刑という所でスイスに亡命、後アメリカに渡り、1796年フランスへの帰国が許可され、総裁政府の元、駐独共和国参謀秘書、司令部の食卓係として進軍先でご馳走を調達する係となり、1800年、ナポレオンがエジプトから帰還すると再び大審院の判事となり、生涯を終えています。
彼がフランス革命と関わりが深かったことは初めて知りましたが、そんな中でも美食を追求し続けた事に彼の運命の様なものを感じました。
チーズの味わいも更に深まります。



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Posted by ruriri at 18:42│Comments(0)日記
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