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2015年01月08日

屠蘇散

年が明けて一週間、もう「屠蘇散」の時期は過ぎてしまいましたが、何となく気になって、今更ながら「お屠蘇」を作ってみました。

きっかけは、年末に醤油、お酒、千鳥酢と一緒に三河味醂を頼んだところ、前田薬草店の「屠蘇散」が添えられていたことです。

屠蘇散

かなり昔、屠蘇散を薬局で購入、お正月に頂いたところ、とても飲めなかったことがあり、それ以後ずっと敬遠していました。
今回は三河みりんさんということもあり、再度挑戦してみました。
屠蘇散の由来は

屠蘇散

ということで、一年の邪気を祓い、延命長寿を願うという、中国唐時代に始まる行事で、日本へは9世紀、桓武天皇の時代に宮中の元旦行事として受け入れられ、その後庶民へと広まっていったそうです。
「屠蘇」とは鬼気を屠(はふり)魂を蘇生するといった意味もあるそうです。
配合されている薬草は、

 茴香(ういきょう)  健胃・去痰
 陳皮         健胃
 桂皮         発汗・解熱
 桔梗         去痰
 白求(びゃくじゅつ)温性利尿
 防風         発汗・解熱
 甘草(かんぞう)  鎮痛・鎖咳去痰
 紅花(こうか)   浄血・通径
 山椒        利尿

以上9種です。(前田薬草店)

以前の苦い経験から、味醂と清酒半々にし、浸す時間も短めにしてみました。

屠蘇散

意外に飲みやすく(三河みりんがそのまま飲める味醂なので)、屠蘇散のイメージを変えられました。
今年は何か良いことがありそうな年初めになりました。



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Posted by ruriri at 18:05│Comments(0)日記
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