2014年11月09日
京都御所秋の一般公開
春と秋に一般公開される京都御所見学に出掛けました。
高崎からバスで7時間、結構な長旅でしたが、高崎駅に着くと何だか見慣れない派手な像が据えられていました。

何時ものダルマよりかなり存在感があります。
バスの車窓からは、岩櫃山の紅葉、

浅間の雪化粧が見られ、

この辺りの紅葉は見頃の様でした。
御所に到着して「宜秋門(ぎしゅうもん)」を潜ると、

簡単な手荷物検査があり、進路案内に添って進むと、先ず最初は「御車寄(おくるまよせ)」があります。

宮廷に務める人々は宜秋門で履物を履き替え、歩いてここから参殿したそうで、天皇の許可を得た者だけが宜秋門を車に乗ったまま通過、ここへ乗り付けることができたそうです。
他に「新御車寄(しんみくるまよせ)があります。

大正天皇の即位の際、自動車が利用出来る様新築されたもので、こちらは天皇の玄関ということになり「御」の字の読み方が異なります。
この新御車寄には五月の葵祭で使用される華やかな「牛車」が展示されていました。

新御車寄の手前には「諸大夫の間」があり、参殿した者の控えの間で、身分の違いにより部屋分けされています。
最も格式の高いのが「虎の間」で次が鶴、桜の間となります。

御所の正門である厳かな「建礼門」

この前には「承明門(じょうめいもん)」があり、その向こうに最も格式の高い「紫宸殿(ししんでん)」が見えます。

紫宸殿の南庭(だんてい)を取り囲んで朱色の柱と白壁が並ぶ回廊が連なり、立派な生花な生けられていたり、

桧皮葺屋根の実物模型が展示されていて興味深かったです。

紫宸殿の中央には天皇の御座「高御座(たかみくら)」、その東に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれていて、

前面の南庭には向かって右に「左近の桜」、左に「右近の橘」が植えられています。

こちらは「清涼殿」で、天皇が日常の生活をされる場所です。
次は「小御所(こごしょ)」で、諸種の儀式が行われる場所で、寝殿造りと書院造りの両要素が混合した様式の建物で、

ここには「五節の舞(ごせちのまい)」の人形が展示されていました。
小御所隣の「御学問所」には「西王母」二面の杉戸絵が見られ、前漢の武帝に不老長寿の実「山桃」を与えたといわれる仙女が描かれていました。

こちらは「御涼み所」で、夏の暑い時期に利用されたそうです。

お庭は綺麗に手入れをされた松が主体のお庭で、

殆どが松かもみじでしたが、もう少し他の樹木があっても・・・と思いました。
松は格式が高いのしょうが、何だか味気ない感じです。
素晴らしい建物、格調高いお庭、調度品。でも天皇はここを自由に歩くことは出来ないのですね。
11万㎡のこの広大な御所の中で、窮屈だったりしないのかしら・・・と余計な気を回してしまいました。
御所観光の後はバスツアーお馴染みのお土産ショップへ。
今回は東本願寺前の漬物店「西利」本店で、漬物とワイン、お茶の試飲の後買い物。

白ワインと漬物、意外と相性が良く、つい買ってしまいました。
急な俄雨が上がり、綺麗な夕焼けの中、宿へ向かいました。

明日は大混雑の「正倉院展」へ出掛けます。
高崎からバスで7時間、結構な長旅でしたが、高崎駅に着くと何だか見慣れない派手な像が据えられていました。

何時ものダルマよりかなり存在感があります。
バスの車窓からは、岩櫃山の紅葉、

浅間の雪化粧が見られ、

この辺りの紅葉は見頃の様でした。
御所に到着して「宜秋門(ぎしゅうもん)」を潜ると、

簡単な手荷物検査があり、進路案内に添って進むと、先ず最初は「御車寄(おくるまよせ)」があります。

宮廷に務める人々は宜秋門で履物を履き替え、歩いてここから参殿したそうで、天皇の許可を得た者だけが宜秋門を車に乗ったまま通過、ここへ乗り付けることができたそうです。
他に「新御車寄(しんみくるまよせ)があります。

大正天皇の即位の際、自動車が利用出来る様新築されたもので、こちらは天皇の玄関ということになり「御」の字の読み方が異なります。
この新御車寄には五月の葵祭で使用される華やかな「牛車」が展示されていました。

新御車寄の手前には「諸大夫の間」があり、参殿した者の控えの間で、身分の違いにより部屋分けされています。
最も格式の高いのが「虎の間」で次が鶴、桜の間となります。

御所の正門である厳かな「建礼門」

この前には「承明門(じょうめいもん)」があり、その向こうに最も格式の高い「紫宸殿(ししんでん)」が見えます。

紫宸殿の南庭(だんてい)を取り囲んで朱色の柱と白壁が並ぶ回廊が連なり、立派な生花な生けられていたり、

桧皮葺屋根の実物模型が展示されていて興味深かったです。

紫宸殿の中央には天皇の御座「高御座(たかみくら)」、その東に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれていて、

前面の南庭には向かって右に「左近の桜」、左に「右近の橘」が植えられています。

こちらは「清涼殿」で、天皇が日常の生活をされる場所です。
次は「小御所(こごしょ)」で、諸種の儀式が行われる場所で、寝殿造りと書院造りの両要素が混合した様式の建物で、

ここには「五節の舞(ごせちのまい)」の人形が展示されていました。
小御所隣の「御学問所」には「西王母」二面の杉戸絵が見られ、前漢の武帝に不老長寿の実「山桃」を与えたといわれる仙女が描かれていました。

こちらは「御涼み所」で、夏の暑い時期に利用されたそうです。

お庭は綺麗に手入れをされた松が主体のお庭で、

殆どが松かもみじでしたが、もう少し他の樹木があっても・・・と思いました。
松は格式が高いのしょうが、何だか味気ない感じです。
素晴らしい建物、格調高いお庭、調度品。でも天皇はここを自由に歩くことは出来ないのですね。
11万㎡のこの広大な御所の中で、窮屈だったりしないのかしら・・・と余計な気を回してしまいました。
御所観光の後はバスツアーお馴染みのお土産ショップへ。
今回は東本願寺前の漬物店「西利」本店で、漬物とワイン、お茶の試飲の後買い物。

白ワインと漬物、意外と相性が良く、つい買ってしまいました。
急な俄雨が上がり、綺麗な夕焼けの中、宿へ向かいました。

明日は大混雑の「正倉院展」へ出掛けます。
Posted by ruriri at 17:31│Comments(0)
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