2014年10月02日
フロム鉄道
フロム鉄道は、ベルゲン鉄道の中のミュールダール(現地のパンフではミルダルと表記されています)とフロムを結ぶ鉄道で、通常軌道を走る鉄道としてはこれより勾配のきついものは世界に他にないといわれています。
ミュールダール丘陵からフラム渓谷の谷底まで鉄道を引くことはは非常に困難で、ノルウェーの鉄道技術の粋を尽くした象徴ともいえます。
急勾配の斜面を昇降するため、軌道にはかなりの急勾配がついていて、急カーブを繰り返しています。
工程の8割までが5/1000の勾配で、1mに対して18cmに相当します。
でも乗り心地は快適で、車窓からの眺めをゆっくり楽しめました。

オスロ・ベルゲン間を結ぶベルゲン線の開通が1909年で、フロム鉄道建設が始まったのが1923年です。
1936年秋に何とか線路施設が開始、蒸気機関車により暫定的に運行が始まったのは1940年8月1日で、電化されたのは1944年だそうです。
工程の所要時間は約1時間で、距離は20km、トンネル数は20で、トンネルの合計長さは6kmになります。
トンネルの内18本が手作業だそうで、1m掘るのに1ヶ月の重労働を要したそうです。
雪崩も多い地域なので、雪崩の危険のある所を避けるため、軌道は河川や谷底を通し、橋を建設する代わりに起動下の岩に穴を開けて川を通しています。

ここはブレークヴァムという駅で、ミュールダールとフロムの中間地点にあたり、複線になっていて、対向列車がすれ違えるようになっています。
フロム山岳鉄道からは、フィヨルドだけではなく、山頂付近に雪を頂く風景、急斜面の中で僅かな土地を利用した放牧地等に感心してしまいます。

素晴らしい鉄道の旅を満喫しました。
ミュールダール丘陵からフラム渓谷の谷底まで鉄道を引くことはは非常に困難で、ノルウェーの鉄道技術の粋を尽くした象徴ともいえます。
急勾配の斜面を昇降するため、軌道にはかなりの急勾配がついていて、急カーブを繰り返しています。
工程の8割までが5/1000の勾配で、1mに対して18cmに相当します。
でも乗り心地は快適で、車窓からの眺めをゆっくり楽しめました。

オスロ・ベルゲン間を結ぶベルゲン線の開通が1909年で、フロム鉄道建設が始まったのが1923年です。
1936年秋に何とか線路施設が開始、蒸気機関車により暫定的に運行が始まったのは1940年8月1日で、電化されたのは1944年だそうです。
工程の所要時間は約1時間で、距離は20km、トンネル数は20で、トンネルの合計長さは6kmになります。
トンネルの内18本が手作業だそうで、1m掘るのに1ヶ月の重労働を要したそうです。
雪崩も多い地域なので、雪崩の危険のある所を避けるため、軌道は河川や谷底を通し、橋を建設する代わりに起動下の岩に穴を開けて川を通しています。

ここはブレークヴァムという駅で、ミュールダールとフロムの中間地点にあたり、複線になっていて、対向列車がすれ違えるようになっています。
フロム山岳鉄道からは、フィヨルドだけではなく、山頂付近に雪を頂く風景、急斜面の中で僅かな土地を利用した放牧地等に感心してしまいます。

素晴らしい鉄道の旅を満喫しました。
Posted by ruriri at 11:06│Comments(0)
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