2014年09月26日
ノルウェーのボルグンド・スターブ教会
オスロからフィヨルドを眺めながらラルダールの町までバスで移動しました。
どんよりとした空模様で、窓からの眺めは、

沈んだ穏やかさの風景が続きますが、この風景が何故か北欧に似合っている様に感じられました。
途中、トイレ休憩を兼ねてショッピングセンターへ立ち寄ると、

大きくて不気味な人形があちらにも、こちらにも置かれていました。

やはり「トロル」を連想してしまう様な、“怖いけど気になる”存在で、不思議と惹かれます。
今日の目的地、ソグネフィヨルド地域のラルダールへ到着する前、添乗員さんの交渉で、バス運転手さんが「ボルグンド・スターブ教会」へ寄ってくれることになりました。
といっても、私には全く知識がなかったので、単なる古い教会だと思っていたのですが、黄昏の中、眼前に佇む教会を目にして言葉がありませんでした。

くぐもった様なこんもりした建物に、何か厳かなものを感じました。
祈りの原点というか、素朴で神聖な空気が感じられ、その前に手を合わせずにはいられないような思いに囚われ、じっと見入ってしまいました。
帰宅後調べてみると、12Cの建設で、その壁が垂直方向に並べた木の板、別名スターブにより形造られていることから「樽板(スターブ)教会」と名付けられているそうです。
四隅の柱は床止めによって互いに連結された状態で、石の基礎に乗せられています。

樽板の残りは床止めから立ち上がっています。
教会の屋根は突き出て段になり、塔を戴いていて、切妻屋根の上には竜頭の彫刻が設置されています。

古代スカンジナビアのロングシップ船首の竜頭に似ているそうです。
到着が6時過ぎということで、内部の見学も資料館見学もできませんでしたが、ここを訪れられたことに感謝です。
教会の隣には可愛い墓地があり、

当然土葬だと思いますが、ささやかなお花が墓石前に植えられていて、教会の素朴な佇まいを引き立てているようでした。
ラルダールの町へ着いたのは7時頃でした。
宿は「こんな可愛い所が良いな」と思ったのですが、

これは別棟で、私たちはこちらの建物でした。

ここには日本人スタッフがいて、心強かったです。
夕食後お散歩に出てみると、まだほんのり明るく、

小さくて可愛い町並に殆ど人影はありませんでした。
そこに、意外にも「COOP」の看板を見つけ、入ってみましたが、ちょっと残念!といった感じでした。

明日は、バスと船、鉄道でフィヨルド巡りの旅です。
どんよりとした空模様で、窓からの眺めは、

沈んだ穏やかさの風景が続きますが、この風景が何故か北欧に似合っている様に感じられました。
途中、トイレ休憩を兼ねてショッピングセンターへ立ち寄ると、

大きくて不気味な人形があちらにも、こちらにも置かれていました。

やはり「トロル」を連想してしまう様な、“怖いけど気になる”存在で、不思議と惹かれます。
今日の目的地、ソグネフィヨルド地域のラルダールへ到着する前、添乗員さんの交渉で、バス運転手さんが「ボルグンド・スターブ教会」へ寄ってくれることになりました。
といっても、私には全く知識がなかったので、単なる古い教会だと思っていたのですが、黄昏の中、眼前に佇む教会を目にして言葉がありませんでした。

くぐもった様なこんもりした建物に、何か厳かなものを感じました。
祈りの原点というか、素朴で神聖な空気が感じられ、その前に手を合わせずにはいられないような思いに囚われ、じっと見入ってしまいました。
帰宅後調べてみると、12Cの建設で、その壁が垂直方向に並べた木の板、別名スターブにより形造られていることから「樽板(スターブ)教会」と名付けられているそうです。
四隅の柱は床止めによって互いに連結された状態で、石の基礎に乗せられています。

樽板の残りは床止めから立ち上がっています。
教会の屋根は突き出て段になり、塔を戴いていて、切妻屋根の上には竜頭の彫刻が設置されています。

古代スカンジナビアのロングシップ船首の竜頭に似ているそうです。
到着が6時過ぎということで、内部の見学も資料館見学もできませんでしたが、ここを訪れられたことに感謝です。
教会の隣には可愛い墓地があり、

当然土葬だと思いますが、ささやかなお花が墓石前に植えられていて、教会の素朴な佇まいを引き立てているようでした。
ラルダールの町へ着いたのは7時頃でした。
宿は「こんな可愛い所が良いな」と思ったのですが、

これは別棟で、私たちはこちらの建物でした。

ここには日本人スタッフがいて、心強かったです。
夕食後お散歩に出てみると、まだほんのり明るく、

小さくて可愛い町並に殆ど人影はありませんでした。
そこに、意外にも「COOP」の看板を見つけ、入ってみましたが、ちょっと残念!といった感じでした。

明日は、バスと船、鉄道でフィヨルド巡りの旅です。
Posted by ruriri at 07:10│Comments(0)
│日記