2014年09月24日
フログネル公園とムンクの絵
オスロ観光で次に訪れたのは、フログネル公園内にある、「ヴィーゲラン彫刻公園」です。
グスタフ・ヴィーゲラン(1869〜1943)はノルウェーの彫刻家で、1921年、現在の公園近くのアトリエをオスロ市から提供された代わりに、彼のそれ以後の作品はをオスロ市に寄贈する契約を交わし、1924年、アトリエ隣の空き地となっていた「ノルウェー憲法制定100周年記念博覧会」の跡地を、噴水を含む彫刻作品の公開場所として選び、以後の生涯を彫刻公園の設計とその為の作品製作に捧げ、公園の完成を見ないまま亡くなりました。
公園は、彼の没後、巨大な石柱「モノリッテン」の彫刻作業が終わった1946年現在地に設置され、1947年噴水に水が通され、1950年までに殆どの作品が設置されましたが、それ以後も彼の残した作品が少しづつ設置されているそうです。
この公園は、彼の遺言通り、ヴィーゲランの作品以外は置かれず、24時間無休、無料で公開され、市民に親しまれているそうです。
これが「モノリッテン」です。

高さ14.12mで、121の人物が浮き彫りされています。
モノリッテンの語源は、ラテン語の「モノリトゥス」で、ギリシャ語で「一枚の岩」をを意味する「モノリトス」からきていて、このモノリッテンも一枚岩から切り出されているそうです。
公園内はこんな感じで、

32万平方メートルの敷地にブロンズと花崗岩で出来た大小の彫刻が212点並べられ、その彫刻を構成する人物像の合計は600体以上という途方もない数です。
作品は中央に位置する850mの軸道に沿って、「正門」、「橋」、「子供の遊び場」、「噴水」、「モノリスの台地」、「生命の環」、の6つのセクションに分けられています。
中でも人気のあるのが、

で、女の子の顔がとてもリアルです。
もう一体は、

何とも微笑ましく、人気の程は、左手がテカテカ光っていることからも伺えます。
ヴィーゲランはこんな人物だった様です。

ここから、市中心部にある「オスロ国立美術館」見学に向かいました。

館内はすべて撮影可でしたので、当然ムンクの絵も撮影出来ました。

彼の絵画作品は一室に集められ、「ムンクの部屋」として公開されています。
他にもノルウェーの国民的画家といわれる、「ヨハン・クリスチャンダール」の作品だと思うのですが、この美術館で大切にされている作品だそうです。

こちらも国民的作家「ハラルド・ソールベリ」作、「山の冬」連作の一枚でした。

素晴らしい作品が展示されていたのですが、何せ時間が極めて短く、「鑑賞」にまで至らず、単に「見た!」というだけだったのが残念です。
昼食は街のレストランで、「ポーク料理とデザート」を頂きました。

1階部分がレストランです。
これからバスでフィヨルドを眺めながら移動してソグネフィヨルド地区の、「ラルダール」へ向かいました。
グスタフ・ヴィーゲラン(1869〜1943)はノルウェーの彫刻家で、1921年、現在の公園近くのアトリエをオスロ市から提供された代わりに、彼のそれ以後の作品はをオスロ市に寄贈する契約を交わし、1924年、アトリエ隣の空き地となっていた「ノルウェー憲法制定100周年記念博覧会」の跡地を、噴水を含む彫刻作品の公開場所として選び、以後の生涯を彫刻公園の設計とその為の作品製作に捧げ、公園の完成を見ないまま亡くなりました。
公園は、彼の没後、巨大な石柱「モノリッテン」の彫刻作業が終わった1946年現在地に設置され、1947年噴水に水が通され、1950年までに殆どの作品が設置されましたが、それ以後も彼の残した作品が少しづつ設置されているそうです。
この公園は、彼の遺言通り、ヴィーゲランの作品以外は置かれず、24時間無休、無料で公開され、市民に親しまれているそうです。
これが「モノリッテン」です。

高さ14.12mで、121の人物が浮き彫りされています。
モノリッテンの語源は、ラテン語の「モノリトゥス」で、ギリシャ語で「一枚の岩」をを意味する「モノリトス」からきていて、このモノリッテンも一枚岩から切り出されているそうです。
公園内はこんな感じで、

32万平方メートルの敷地にブロンズと花崗岩で出来た大小の彫刻が212点並べられ、その彫刻を構成する人物像の合計は600体以上という途方もない数です。
作品は中央に位置する850mの軸道に沿って、「正門」、「橋」、「子供の遊び場」、「噴水」、「モノリスの台地」、「生命の環」、の6つのセクションに分けられています。
中でも人気のあるのが、

で、女の子の顔がとてもリアルです。
もう一体は、

何とも微笑ましく、人気の程は、左手がテカテカ光っていることからも伺えます。
ヴィーゲランはこんな人物だった様です。

ここから、市中心部にある「オスロ国立美術館」見学に向かいました。

館内はすべて撮影可でしたので、当然ムンクの絵も撮影出来ました。

彼の絵画作品は一室に集められ、「ムンクの部屋」として公開されています。
他にもノルウェーの国民的画家といわれる、「ヨハン・クリスチャンダール」の作品だと思うのですが、この美術館で大切にされている作品だそうです。

こちらも国民的作家「ハラルド・ソールベリ」作、「山の冬」連作の一枚でした。

素晴らしい作品が展示されていたのですが、何せ時間が極めて短く、「鑑賞」にまで至らず、単に「見た!」というだけだったのが残念です。
昼食は街のレストランで、「ポーク料理とデザート」を頂きました。

1階部分がレストランです。
これからバスでフィヨルドを眺めながら移動してソグネフィヨルド地区の、「ラルダール」へ向かいました。
Posted by ruriri at 11:34│Comments(0)
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