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2014年08月08日

宇佐神宮

福江空港からゆるキャラの「バラモン君」に見送られ、

宇佐神宮

再び博多空港へ向かいましたが、今回は天気も良く、窓からは蒼い海に浮かぶ大小の島々が見られ、少し大きな島には人の営みが窺える建物や漁港等が遠目に見られました。

宇佐神宮

博多から大分へ出て宇佐へ向かいました。
翌日国東半島を巡る予定でしたので、この日は宇佐神宮真ん前の宿に泊まり、翌朝宇佐神宮を散策する予定です。

翌朝は早くに目覚めてしまったので、5時半頃、早朝の神宮散策に出掛けました。

参道を抜けると何やら不思議な物が見えました。

宇佐神宮

「26号蒸気機関車・クラウス号」で明治24年ドイツ製で県指定有形文化財です。
昭和23年、国鉄から大分交通に譲られ、宇佐駅と宇佐神宮を結ぶ鉄道の主役として昭和40年まで活躍したそうです。
突然の蒸気機関車にびっくり?です。

宇佐神宮は全国八幡宮の総本宮で、神輿と神仏習合の発祥地として有名です。
神橋を渡り大鳥居を潜ると

宇佐神宮

右手に初澤池があり、「原始蓮」がきれいに咲いていましたが、何やら音が聞こえています。
気づくと蓮の開花の音でした。

宇佐神宮

話には聞いていましたが、実際に耳にするのは初めてです。

ここから爽やか空気の中を「上宮」に向かって進みました。

途中の池の辺では鴨がお休み中でしたが、近づいても全く逃げないので横をそっと通り抜けました。

宇佐神宮

なんとも長閑な雰囲気の中を散策、上宮入口の「西大門」へ出ました。

宇佐神宮

桃山文化の華麗な唐破風の門です。

本殿は改修中でしたが、県指定有形文化財の見事な「南中楼門」(勅使門)が厳かに佇み

宇佐神宮

その横には宇佐神宮御祭神の三柱の一之御殿「八幡大神」(応神天皇)、二之御殿「比売大神」(多岐津姫命)三之御殿「神功皇后」(息長帯姫命)が並んでいました。

宇佐神宮

ここから下って下宮(御炊殿といい、神へ捧げる食事を用意する所)へ向かい、神仏習合発祥の地の「弥勒寺跡」へ行ってみましたが、虫が酷く近づけませんでした。

宇佐神宮

738年に建立され国東半島の六郷満山文化に大きな影響を与え、明治時代廃寺となりましたがかなり立派なお寺だった様です。

更に下ると、嘗ては弥勒寺の仁王門ヘと続く橋だった県有形文化財の「呉橋」が見えてきました。

宇佐神宮

境内の社殿同様、檜皮葺きの唐破風の屋根に覆われた立派な橋で、10年に一度の勅使祭の時だけ扉が開けられるそうです。

早朝の散策は涼しい上に虫の被害も少なく大正解でした。

この後、観光バスで国東半島を巡ることにしました。



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Posted by ruriri at 19:21│Comments(0)日記
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