イトスギ › 日記 › 「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

2013年06月15日

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

中之条の町にはアットホームな雰囲気が感じられます。

例えば、バス停はこんな感じで・・・

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

思わず“何これ?”と近づいてしまいます。

何だか分からない“つむじ”というスペースも、

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

人が沢山集まっていて、楽しそうな雰囲気なので立ち寄ってみました。

名前が面白いので入ってみた「okowa cafe おてのくぼ」さん

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

店内は勿論、外のテーブルでも皆さん親しげに食事されていました。

ここで豆カレーをいただき、

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

(ひじき入りのひよこ豆カレーにお味噌汁がついているのが何とも楽しいです)
ふと見ると、こんなものが置かれていました。

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

「面白そう!」と手にとってみていると、「おてのくぼ」の説明等、ご主人が色々解説して下さり、すっかり気に入ったので譲っていただこうと思ったのですが、「知人が作ったもので、売り物ではない」とのこと・・・。残念でしたが、
暫し方言の話に花が咲き、「上州弁てぬぐい」、「ぐんま方言かるた」のこと等お話している内に、奥様が何処からか一冊探してきて下さいました。
大感激で、丁寧にお礼を申し上げ、頂いてきました。

今後は少しお店にも置かれるそうです。

お腹もいっぱいになり、出発。
次は国指定重要文化財の「冨沢家住宅」へ向っていると、突然「囀石(しゃべりいし)の大樅」の看板が目に入り、立ち寄ってみました。

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

大道囀石集落の道路に面して一段高い所に突出した巨岩を「囀石」といい、昔、この石が“シャベッタ”ということからこの地域を「囀石」というようです。

樹齢800年、樹高37m、樹廻7.8m、南北の枝張り18mという巨樹で、小渕家の屋敷内にあります。
火災に会い、幹の中心が空洞になっていますが、

「あがつま語★辞書」と「囀石(しゃべりいし)の大樅」

樹勢は旺盛で、堂々としていて「東の横綱」に格付けされているそうです。
樅は一般的に寿命が短く、200年程度のものが多いそうなので、この樹のすごさが窺われます。

ここから「冨沢家住宅」は直ぐ近くです。



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Posted by ruriri at 16:14│Comments(2)日記
この記事へのコメント
ほー、「あがつま語辞書」ですかー。
いいですねー。
「上州弁手ぬぐい」の宣伝もして頂き、ありがとうございました!
方言と歴史はその土地ならではの文化財ですから、大切にしたいですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎 at 2013年06月16日 09:33
>迷道院高崎様
コメントありがとうございます。
土地ごとに言葉を大切にしている方がいらっしゃる事、とても嬉しかったです。地域による方言の違いもそれぞれの文化の違いが感じられて楽しいものですね。
Posted by ruririruriri at 2013年06月16日 17:19
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