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2012年10月22日

前橋 創業256年の老舗

先日、友人と前橋の煥乎堂「骨董舎」へ出かけた折、以前より気になっていた老舗「小松屋陶器店」をのぞいてみました。
表のケース内にはこんな珍しい人形が飾られています。


恐る恐る入ってみると、ご主人はとてもやさしい方で、色々説明して下さいました。

前橋 創業256年の老舗

人間国宝「徳田八十吉」の壺がさりげなくいくつか並んでいました。
特に明治期の日本の工芸品の質の高い品が沢山並び、圧倒されます。

下は、手描きで茶碗の中に文字が書かれたものですが、このシリーズがズラッと並んでいます。
柄の長い筆で書くそうですが、気の遠くなる仕事です。

前橋 創業256年の老舗

前橋 創業256年の老舗

中にはこんな現代的な感覚の物もあり、中々楽しいです。

前橋 創業256年の老舗

創業は宝暦6年(1756)で、今年で256年だそうです。
「前橋市史」に名前が載っています。

前橋 創業256年の老舗

「荒井甚八」さんが創業されたそうです。

奥様とお二人仲良くお店にたたれ、十年程前からは人形作りを始められ、作品が沢山並んでいます。
人形作りは奥様が、ご主人は木の細工を担当されているそうですが、すばらしいです。

前橋 創業256年の老舗

こんなほのぼのしたものや、

前橋 創業256年の老舗

こんな楽しいもの、

前橋 創業256年の老舗

これは前橋「ルナパーク」にある「木馬館」を作品化しています。
この木馬、何と日本で前橋だけにしか残っていないという1954年製の物で、2007年、国の「登録無形文化財」に指定されています。
5台の木馬があり、一回10円で今でも乗れるそうです。
「ルナパーク」は1954年開園の公立民営の公園で、入園は無料です。
なんだか楽しそうです。
因みに「ルナパーク」の名は、萩原朔太郎の詩集「遊園地にて」で、遊園地に振ってあったルビだそうです。





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Posted by ruriri at 18:30│Comments(0)日記
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