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2013年04月16日

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

4月14日、「群馬の巨樹・古木めぐり」の「東毛コース」に出かけました。
何度か応募してきたのですが、今回初めて参加できました。
春と秋の年2回、前橋発と太田発で、それぞれ2コース、60名づつの募集があります。
樹木医さんの説明もあり、毎回人気があるようで、中々当選しませんでした。

群馬県前橋合同庁舎駐車場に集合。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

観光バスで、先ずは前橋市富士見町の「横室の大カヤ」見学。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

柾目の通ったカヤ材は将棋板や碁盤の最高級品とされるそうです。
イチイ科カヤ属で、別名は「ホンガヤ」。樹高25m,幹周8.2m。
国指定天然記念物に指定されていて、樹齢は推定1000年だそうです。

樹勢は旺盛で、根回りはしっかり大地をつかんでいます。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

旧家、金沢氏他、地元の方々に大切に守られていることが窺えます。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

樹皮はこのようです。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

バスへ乗り込もうとすると、直ぐ前の家に大きなミモザの木を見つけました。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

我が家のミモザは昨年枯れてしまったので、ここで出会えて嬉しかったです。
このお宅には、アメリカハナミズキも3,4種咲いていて、

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

素晴しいお庭でした。

次は、前橋市三夜沢(みよさわ)赤城神社の「たわらスギ」へ向います。

私は、赤城山を祭る赤城神社が3つもあることを知りませんでした。
知らない事ばかりです。

スギは、一属一種の日本固有種で、学名は(Cryptomeria japonica)で、地質時代に世界に広く繁茂しましたが、現在は日本のみに現存します。
花粉のせいで嫌われ者の代表ですが、花粉は下がった枝に付き、天辺には付かないそうです。成長が活発な木にはあまり花は咲かず、弱った木が子孫を残そうと頑張るようです。
手入れが行き届けば花粉も大分少なくできるようで、植林され過ぎたスギにとっては迷惑な話なのかもしれません。

赤城神社到着。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

鳥居を抜けるとすぐに大きな「サワラの木」があり、下には板が張られています。
樹木医により治療され、根が傷んでいたので、板で養生したそうです。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

説明には、

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

とありました。

樹皮はこのようです。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

比較的特長があり、覚えられるでしょうか?

神社脇には名水として有名な水があり、飲んでみましたが、何となく優しい味わいで、美味しく感じてしまいました。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

神社へ向うと、立派なスギが沢山あり、どれも古木ですが、一郭に聳え立つ2本のスギが見えました。

群馬の巨樹・古木巡り「東毛コース」

樹高:35m 樹周:5.1m 樹高:36m 樹周:5.9mです。

天慶の乱で平将門を滅ぼした藤原藤太秀郷(俵の籐太)が献木したといわれる古木で、樹齢は推定1000年とされています。

ここで午前中の見学は終了。
昼食をとるため、桐生市の桐生織物観光センターへ向いました。







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Posted by ruriri at 18:31│Comments(0)日記
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