2013年03月06日
汐留ミュージアム「日本の民家1995年」展
「グレコ展」の後、まだ時間があったので、汐留ミュージアムの<二川幸夫>(ふたがわ・ゆきお)の「日本の民家」展へ足を運びました。
彼は、20歳の頃、日本の民家と出会い、280点の写真を、1957~1959年にかけて、全10巻を発行、高く評価されました。
大地と繋がる民家の力強さには、ある時は「怪物のよう」と彼が表現する程の逞しさがあります。
そして、そこに蓄積された民衆の働きと知恵には圧倒されます。
様々に工夫された屋根の美しさは素晴しいです。
これらの民家は現在、消えてゆくばかりですが、生き残って行く道はあるのでしょうか?
民家に活かされた知恵や工夫が何らかの形で残されて行くよう期待したいです。
汐留には、鉄道関係のこんな史跡が残されています。
「ゼロ哩標識」は、
とあり、こじんまりと置かれていますが、
感慨深いです。
線路は、
で、プラットフォームの下に僅かに残されています。
そのプラットフォームは、
だそうで、黄昏のなか、郷愁にひたりました。
Posted by ruriri at 20:25│Comments(0)
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