2012年10月04日
前橋「煥乎堂」 と「骨董舎」
前橋市本町にある「煥乎堂本店」より、頼んでいた本が入荷しました・・・とのお知らせを頂き、出かけました。
「煥乎堂」は、創業明治13年(1880)<明治5年(1872)に同社名の刊行物があることから、事業の始まりは出版業とされる>
創業地は「高崎」で、明治20年代に前橋移転。1993年現在の建物が完成しています。
「萩原朔太郎」と親交のあった詩人「高橋元吉」から6代続いた創業家は7年前現社長に変わりましたが、地元の文化を担う思いは、変わらず持ち続けていられるようで、ささやかに応援しています。
現在は出版業を取り巻く環境が厳しく、音楽等、様々な取り組みをされているようですが、その一環から3年程前に始められたのが3階にある「骨董舎」です。
様々な物が並んでいて、見ているだけで楽しいです。
素敵な家具や、
着物
帯も沢山あります
中には「蓄音機」のような珍品もあります。
「根付」の類も豊富で、装飾品も・・・
こんな不思議な看板もあります。
オーナーが日本各地の「骨董市」で入手した品々が並べられています。
雛人形も、華やかな帯の間にはさまれています。
「骨董」の始まりは、地域の方々の「古本処分のお手伝い」だそうで、三階フロア半分が古本専門です。
月二回、無料の「骨董お宝鑑定会」(今月は5日・19日)が催され、「苔玉教室」(季節の山野草を植え込む)(10月4日)等もあります。
10月14日まで、「小暮陶句朗」さんの作品が販売されるそうです。
因みに、現在の社長さんは「柔道三段」の巨漢の方だそうですが、「煥乎堂」への熱い思いをお持ちの様で、嬉しい限りです。
Posted by ruriri at 12:51│Comments(0)
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