2011年06月23日
超絶打楽器奏者 マルティン・グルービンガー
先日のN響アワーで、凄い打楽器奏者が・・・。
マルティン・グルービンガー 1983年ザルツブルク生まれだそうです。何せ
10種以上の打楽器を自分の周りに設置し、楽しそうに演奏していました。
今日の演奏は、イスラエルの作曲家ドルマンの委嘱曲で“フローズン・イン・タイム”。曲はインド、アフリカ、ユーラシア、アメリカ・・・と、各楽章イメージされているようですが、何といってもパーカッションに圧倒され、オーケストラさえ影が薄くなっていました。
指揮はジョナサンノットで、グルービンガーの左側には鏡が設置され、背中合わせになった時に指揮者を確認するようになっています。
彼は10種の打楽器の配置、ねじ巻き・・・等に1時間以上かけて、丁寧に調整するそうです。撥は2本ずつ持ち、体を撓らせ、柔軟に、楽しそうに演奏していました。左右で別々の楽器を演奏したり・・・と自在です。
初アルバムは、グレゴリオ聖歌の録音に現代感覚のパーカッション中心のサウンドを融合させ、話題になったようです。
偶々数日前に“アインシュタインの眼”という番組で、ジャズドラマーの神保彰の特集を見たばかりだったので、打楽器での“脱力”の凄さを感じました。ただ、“脱力”は神保さんも言われていた様に、スポーツでも総てに通じる大切なことで、重心がぶれない事とも繋がってくる要の様な話で、短期間に二人の打楽器奏者に出会えて楽しかったです。凄い人がいるんだなー!です。
Posted by ruriri at 23:52│Comments(2)
│日記
この記事へのコメント
マルティン・グルービンガーの演奏、すごかったですね!
“フローズン・イン・タイム”は日本初演だそうですが、
激しく、ときにはこの上なく優美で・・・演奏後にN饗の打楽器
奏者が賞賛する様子も印象的でした。
“フローズン・イン・タイム”は日本初演だそうですが、
激しく、ときにはこの上なく優美で・・・演奏後にN饗の打楽器
奏者が賞賛する様子も印象的でした。
Posted by 風子 at 2011年06月24日 09:04
>風子様
コメントありがとうございます。
あの番組には多くの反応があった様ですね。
時に、日本の和太鼓の音を想起することも・・・
ジャンルを超えた響きでしたね!
コメントありがとうございます。
あの番組には多くの反応があった様ですね。
時に、日本の和太鼓の音を想起することも・・・
ジャンルを超えた響きでしたね!
Posted by ruriri at 2011年06月24日 12:02