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2015年09月01日

ムーミングッズ

この所漸く秋めいて過ごしやすくなりましたが、私の体調は悪いままで息絶え絶えの状態で過ごしていましたが、友人が心配して、「必ず元気が出る物を見つけた」とのことで送ってくれました。



「ムーミンアロマライト」です。
私も初めて見るもので大感激!
ライト部分にアロマオイルと水を入れ点灯するとミストが辺りに漂い、ムーミンキャラクターが浮かび上がります。



光の角度により色が変わって見えたりもします。



何だかすっかり元気になったつもりになりました。(単純な性格なので・・・)

最近気に入っていたグッズは、



小さいものですが、左は石鹸、右はカレンダーです。
石鹸は勿論もったいなくて使えませんが・・・。

家中のムーミングッズに囲まれ、少しづつ回復しています。
やはり「病は気から」でしょうか?  


Posted by ruriri at 18:23Comments(0)日記

2015年08月23日

軽井沢・「旧スイス公使館深山荘」公開シンポジウム

友人を案内する為軽井沢へ下見に行った折、偶然「旧スイス公使館・深山荘の謎を解く」というパンフレットを見つけ、シンポジウムに参加してみることにしました。
これは昨年、スイスとの国交樹立150年を記念して多くの記念事業が行われ、両国の有志による「日瑞(スイス)研究集会組織委員会」が結成されたことによる「第一回学術交流ワークショップ」として今回企画されました。



「深山荘」は旧三笠ホテルの向かい側にあります。
昭和初期、東京在住の土木建築請負業家の前田栄次郎が、別荘ブームの浸透していった昭和8年から軽井沢でも別荘業を展開、昭和12年の「軽井沢町前田郷別荘地平面図」よると、この頃には前田郷最大の深山荘は完成していたようです。
敷地内にはテニスコート、ブランコ、等の遊具の他、ビリヤード、砂場等、子供から大人まで楽しめる様意図されていました。
又、前田郷の他の貸別荘は一戸建て形式ですが、深山荘だけが大きい規模で、和洋の個室からなる共同使用型の貸別荘であり、資料にも「軽井沢貸別荘{アパートメント}洋館」と記されています。
当時、東京でもモダンな都市型住宅として流行していたアパートメントを軽井沢でも直ぐに導入しようと試みたことが伺えます。
建物は、ホール(中央部分の高い屋根部分)を挟んで、片廊下ゾーンと中廊下ゾーンになり、片廊下ゾーンは8畳の広さの洋室で広いベランダを持つ5室からなり、中廊下ゾーンは中廊下を挟んで左右に6畳の広さの和室と洋室がそれぞれ5室並び、専用ベランダは無い。これは、利用者が好みに応じて選択できるようにしたものと考えられます。又、中央ホールには地下に続く階段があり、広い台所と2箇所の浴室が設けられ、共同使用の場とされていた。
外観は洋風で、一見三階建に見えますが、中央は先の説明の様に吹き抜けで、玄関口からは二階建てに見えます。



奥の二階部分がホールです。

今回の企画では、午前中に解説付き見学会が4回あり、午後からシンポジウムという流れでした。

建物内の見学は、予想以上の見学者に、主催者が戸惑い、資料が足りなくなったり、声が聞こえなかったり・・・と多少混乱がありました。



こちらは6疊の普通の和室です。



ホールには地下への階段があり、



オーブン付きキッチンがありました。



これは洋室のベランダの下ですが、簡単に足をつけて支えているだけのものでした。



庭でこんなきのこを見つけましたが、



名前は分かりません。

通りを挟んで「旧三笠ホテル」があります。



午後2時からは、軽井沢町、筑波大学、スイス大使館等の共催によるワークショップが催されました。



午前中の解説もあまりよく聞こえなかったり・・・で、殆ど情報の無いまま参加し、「何が謎なの?」という程度でしたが、次第に「謎」が浮かび上がり、第二次世界大戦、ポツダム宣言、「イミュニテカルイザワ(軽井沢を爆撃するな)」というキーワードも現れ、全く思わぬ方へ流れてゆきました。特にスイス大使であったカミーユ・ゴルジェ氏と日本との関係はとても興味深く、今後の研究が楽しみです。
スイスという国は、自然豊かで親しみを持っていましたが、意外に遠い国であることを今回感じました。

又、戦時中の軽井沢はどの様に戦争と関わっていたのか?
これから解き明かされてゆくことと思いますが、日瑞交流ワークショップの今後の発展に期待したいと思います。  


Posted by ruriri at 19:03Comments(0)日記

2015年08月21日

「武井武雄の世界展」と自然史博物館

先日、時間切れで見きれなかった自然史博物館の展示と、博物館向かいの「福沢一郎記念美術館」での[武井武雄の世界展]を見に行ってきました。
自然史博物館の方は、気付いたらまだ常設展の半ば位で、今回は気合を入れて(?)、群馬の自然と環境の「尾瀬シアター」から出発、2Fの企画展も総て見終わりました。
何故こんなに時間がかかるか・・・というと、私には素朴な疑問があるからです。小学生ではないのだから・・・と思いつつも、「時代を特定できるのは何故か?」とても不思議に思えます。勿論、測定法は様々紹介されていてるのですが、それがどの様になされるのか?、誤差は?と気になりさっさと先へ進めません。





と書かれていてもイメージがつかめません。
何とも融通のきかないことこの上無く、時間ばかり掛かってしまいますが、何時かイメージがつかめることを期待しています。
でも何とか2Fの企画展示コーナーへたどり着くと、「ダーウィンの部屋」というのがあり、



人形が何ともリアルに手を動かしながら喋っていました。
体の動きは、近年とても精密になりつつあるようで、手の筋肉の動きまでが滑らかに再現されていました。
展示内容とは関係ありませんが、何だかとても感心してしまいました。
人気恐竜の「ティラノサウルス」の模型も、小さな目の動きがリアルで、見入ってしまいました。



こんな姿勢なので、時間はかかりましたが、充分楽しめました。
そう言えば、入口に、「入館者2万人突破」という旗が挙げられていて、人気の程が窺えました。

この後、「武井武雄の世界展」へ回りました。



「武井武雄」との出会いは、茅ヶ崎で「絲杉」開業時、ご縁があり、お店で小さな武井さんの展示会を開かせて頂いてからで、すっかりその魅力に惹かれました。
武井は(1894~1983年)大正から昭和にかけて「コドモノクニ」、「キンダーブック」等の子供向け雑誌に童画を発表、活躍した作家です。



撮影禁止なので、写真はパンフレット及びポスターのみですが、今回の展示では特に、彼のデザイン性に興味を持ちました。
素晴らしかったのは、139点「本の宝石」達で、企画、材料、デザイン、製本、総てが手作りという、豪華この上ない本の数々です。
中には、「パピルス抄紙本」の様に、種から育て、紙に漉き(一日3枚しか漉けないそうです)、4年懸りで作られた本、ゴブラン織りの本、螺鈿の本、寄木細工の本等、宝物の様な本が並べられていました。
これらは1929(昭和4年)~1935(昭和10年)に刊行され、予約希望者に原価で配られたそうです。
今回は時代を追って沢山の作品が見られたので、改めてその創造性の豊かさに目覚まされた思いです。



こんなレトロな作品にも品格が伺えます。

こんな身近に素晴らしい作品の数々に出会えたことは嬉しい限りです。

武井武雄展は9月6日までです。

浮世絵展も同時開催されています。  


Posted by ruriri at 17:55Comments(2)日記

2015年08月19日

タラノキの花

8月初め庭を歩いていると、一本のタラノキに花を付けているのを見つけました。
何しろ“食いしん坊”の私なので、先ず考えたのは、「若芽が美味しいのだから花も美味しいのでは・・・」ということで、写真も撮らずに刈り取ってしまいました!



花なら当然食べられると思ったのですが、そう言えば今まで「タラの花」のレシピは見たことも聞いたことも無く、ネットにも見当たりませんでした。でも、実際に確かめてみなければ納得いかないので、柔らかそうな芽と共に天ぷらにしてみました。



やはり!芽は香りはなく、一応食べられたものの全く美味しくありませんでしたし、花に至っては、苦味も強く、香りも無く、エグ味があって食べられませんでした。
これだけ長い間「春の香り」として親しまれ、珍重されてきただけに、食べられるものならば当然語り伝えられていたことでしょう。
でも、何故か私は自分で確かめないと気が済まないので、可能な限り味見してみています。
毒のあるものもあるので、友人からは気を付けるよう注意されてはいるのですが・・・。
植物の香りは本当に不思議です。若芽に香りがあったり、花に集中したり、根っこだったり茎だったり、実だったり・・・。
やはり確認しないと納得できませんね!
因みに、花を付けたタラノキは15~16本の中で一本だけでした。  


Posted by ruriri at 17:47Comments(4)日記

2015年08月16日

自然史博物館「恐竜時代の海の支配者」展

先日、来客の希望で群馬県立自然史博物館の企画展「恐竜時代の海の支配者」へ出掛けました。



久し振りの博物館ではこんな物がお出迎え!



中々良く出来ていて、子供達の人気者でした。

企画展はオーソドックスな展示でしたが、とても丁寧に構成され、見応えがありました。

入口を入ると先ず「先カンブリア時代」が、



①冥王代、②始生代、③原生代に分けられて説明、鉱石の展示があります。





次に古生代カンブリア紀中期の「バージェス頁岩動物群」



の展示、説明が続きます。
バージェス頁岩動物群は「アノマロカリス」、「オパビニア」、等の復元動物により注目を集めていて興味深い時代です。

年代測定方法は色々あるようで、





が説明されていました。

恐竜時代の世界の様子は、等身大の復元模型等で可也リアルに再現されていました。



中でも最近話題の「動く恐竜」も展示されています。



これは「ガリミムス・ブラトゥス」ですが、子供達に大人気でした。

恐竜化石の発掘現場もガラス張りの足下に再現され、



現場の雰囲気が伺える様になっています。

今回の企画展でとても興味深かったのは、「群馬」のコーナーが設置されていたことです。



こんな名前を見ると、えっ!と思ってしまいます。



実物はハッキリしませんが、恐竜がとても身近に感じられ、興味が増してきます。



ここまでの復元は無理なのでしょうが、何時か再現できたら楽しいでしょうね!

群馬からはこんな巨大な顎を持つ「カルカロドン・メガロドン」も見つかっているそうです。



嘗ての群馬にこんな光景が広がっていたなんて・・・



ちょっと不思議なタイムトリップです。



こちらが骨格標本です。



こんな風に形成されてきた群馬県、地層見本も展示され、



より親しみ易い展示になっていました。

他にも群馬の植物等(キノコの展示にはきのこ同好会の応援もあったかもしてません)





詳しい展示、説明があり、興味深い内容です。
唯、私の様にノンビリ見ているととても見終わりません。
今回は1/3程しか廻れませんでしたので次回再チャレンジです。

この企画展は8月31日までです。  


Posted by ruriri at 18:30Comments(0)日記

2015年08月09日

スイカの収穫

今年も小玉スイカを植え付け、一個は収穫して美味しくいただき、もう一つは収穫時期が早かったため、未熟で、野菜としてドレッシングでいただきましたが、その後の猛烈な暑さと体調の不具合ですっかり畑を放棄してしまいました。
当然、畑はスイカジャングルとなり、実が生っているのかどうかも分からない状態でしたが、少し涼しくなった頃を見計らってスイカジャングルの探検に出向いてみると、放置していたせいで、「小玉」が「大玉」になりかけていました。



直径約18cmで、中身が心配でしたが、叩いてみた具合ではそこそこの音がしていたので収穫してみました。
前回も叩いてみて大丈夫!と思ったのですが未熟だったため、自信を失いました。
収穫時期の目安は、蔓が少し干からびたら・・・とか色々ありますが、中々難しい様です。
取り敢えず切ってみると、



少しスが入っていましたが、かなり甘く、暑い時期、冷やして美味しく頂きました。

この分では他にも実が生っているのでは・・・と期待して今朝は早朝から探索に出てみると・・・



こんな可愛い実を見つけ(大きい方で10cm)、他にも極小さい物等、4,5個発見!
そういえば今年のスイカジャングルは例年になく元気で葉も蔓も殆ど枯れていないことに気づき、この暑さがスイカには味方しているのかしら・・・と思いました。赤ちゃんスイカが大きく育つかどうかはわかりませんが、カラスに見つからない様、成長を見守ってみようと思っています。  


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2015年08月06日

軽井沢「草花館」のユウスゲと「ルオムの森」

軽井沢の画家・石川功一氏の「草花館」でユウスゲが咲いているそうなので、友人と訪れました。



可愛いお庭には、レンゲショウマ



オミナエシ等と共に、昨日咲いたユウスゲが咲き残っていました。





数年前には丁度夕方訪れたので見られましたが、野で開花に出会うのはかなり難しそうです。

ユウスゲの茎は長いものでは2m程になるそうですが、倒れることはあっても決して折れないそうです。
丁度石川氏の奥様が受付にいらしたので、色々お話を伺えました。



これは館内に飾られていたユウスゲの茎です。
石川功一氏といえば「ユウスゲ」ですが、今回の展示は、



というコンセプトで、つい見過ごしてしまいそうな草花の絵も展示され、それなりの存在感を表していることに感心しました。



石川氏は形のの美しい草花を選んでスケッチされていたそうなので(プロなら当然ですが)野辺の草にも品格を感じてしまいます。

日頃気になっていた植物図鑑の話、美術館運営のご苦労等、お話を伺いながらゆっくり鑑賞できました。

この後、先日下見しておいた北軽井沢の「ルオムの森」の「百年文庫」へ出掛けました。
先日展示されていた鉄の彫刻家「安斉重人」さんの作品がさらに増えていて、



こんな素敵な作品に出会えました。

8月24,28,31日には保坂純子さんの人形劇も開催されるそうで、



若いスタッフの方々が熱心に練習されていました。



そのすぐ横に、何やら不思議なものがあり・・・



眺めていると、スタッフの方が、「これは木の実なんです」との事。でもなんの実なのかはわからないそうです。不思議!

今日も静かな木立の中で読書をたっぷり楽しみ、連日の猛暑をひと時忘れられました。  


Posted by ruriri at 18:37Comments(2)日記

2015年08月04日

ぶどうの収穫と二色のジャム作り

我が家の庭のぶどうが漸く熟してきたので収穫しました。



今年は何故か鳥が全然やってきませんでした。
一昨年は完璧に食べられてしまったのですが、どうしたのでしょうか?
特別に甘いわけではありませんが、適度に酸味もあり、充分美味しいのですが・・・
他に餌が沢山あったのならよいのですが、この暑さで鳥も食欲不振?

例年の様に友人とご近所に配った後はジャム作り。
今年は煮詰め方を二通りにして作ってみたところ・・・



こんなに色が違って出来上がりました。
作り方は、枝、軸を取り除き、皮付きのまま加熱して裏漉しします。
これを再度加熱して詰めてゆきます。
上の青っぽい方は、仕上がりに近い程まで加熱してから砂糖を加え詰めました。
赤い方は、砂糖を加えながら味をみて仕上げてゆきました。
どんな変化があったのでしょうか?不思議です。

どちらかというと、赤い方が味のバランスが良く、美味しかったのですが、色はやはり青みが残ると嬉しいです。
来年は、色を残して美味しい仕上がりに挑戦してみます。  


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2015年08月02日

北軽井沢「ルオムの森」のBook Cafe

友人が軽井沢へ来ことになり、今回の案内先へ下見に行ってきました。
以前から気になっていた浅間山麓にある森林型リゾート地、「ルオムの森」という所です。



「ルオム」とはフィンランド語で(自然に従う生き方)という意味だそうで、やはり森との関わりが重視されています。

敷地内では子供達がのびのびと遊べる空間が広がり、



こんな施設やツリーハウスが沢山あり、



トランポリンで跳ね回り・・・と楽しそうに動き回っていました。
嬉しいことに、騒がしい音楽も無く、静かな森の中、子供達の声だけが響いていて心地よかったです。



駐車場にはこんなフィギュアもあり、微笑ましいです。

こんな自然の中に、「浅間高原最古の洋館」と言われる「糸平の館」があります。
大正9年、田中銀之助(三代目 天下の糸平)の別荘地としてウィリアム・メリル・ヴォーリズにより建てられたそうです。



2FはBook Cafe になっていて、お茶を頂きながらゆっくり読書に親しめる空間になっています。



本はランダムに並んでいますが、ふと手に取りたくなるような本(私の好みかもしれませんが・・・)が沢山並べられ、こんな空間で何時間でも過ごせます。

部屋の飾りもシンプルで、炭のオブジェや



ブリキのオブジェ等がさり気なく置かれていました。



ルオムの森のコンセプトは「ハンモック」の様で、



ハンモックに揺られながらの読書は快適?それとも・・・ですが魅力的です。

1Fには軽食も用意され、一日過ごせてしまいそうです。

1Fにはお店も入っていて、疲れたら買い物も楽しめます。



私の憧れのストーブ! あさまストーブさんのものだそうです。



こちらは現役でしょうか?

薪オーブンの様ですが、何とも趣があり、うっとりしてしまいました。



こちらはハンモックですが、何とカラフルなんでしょう。

夢見るような森の家で真夏のひと時、微睡んできました。  


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2015年07月23日

「カツオ半身」のレシピ

連休中来客があり、お土産にカツオ半身頂きました。
無駄なく使い切ろうと、腹身はお刺身に、背身はタタキにしてみました。



薬味は、玉葱、ニンニク、大葉、しょうが、それにキュウリの千切りも添えてみましたが、青臭さがよく合い、思い掛けず美味しかったです。



仕上がりはこんな感じで、とても美味しかったです。

アラは熱湯にくぐらせて骨、鱗を取り、



先日作り置きした山椒醤油と酒、砂糖で甘辛く炊き上げました。



仕上げに粉山椒も振り、出来上がり。
さっぱりと仕上がり、ご飯と一緒でも、麺に添えても、このままでも、美味しくいただけました。
カツオ半身、充分に味わい尽くしました。  


Posted by ruriri at 17:35Comments(0)レシピ

2015年07月20日

ゴーヤの胡桃炊き

以前、「蕗の葉の梅煮」を頂いた方から、今回は「ゴーヤの胡桃炊き」を頂きました。
前回も初めての調理法と美味しさにビックリしたのですが、今回も更なる驚きでした。



見た目は黒くて、ゴーヤとも見分けられませんが、一口食べてみるとビックリ!
ほろっと苦くて甘く、ご飯が進みそうな味わいです。(おむすびにしてみましたが絶品でした!)

作り方は、ゴーヤをしっかり湯掻いてから水にとって絞り、酒、出汁、味醂、砂糖、醤油で炊き、砕いた胡桃を加えて味を調えるそうです。
少し甘めにするのがポイントで、苦味とのバランスが良くなる様です。
胡桃がアクセントになり、食欲の落ちるこれから、重宝する小鉢になりそうです。
  


Posted by ruriri at 16:40Comments(0)レシピ

2015年07月15日

可燃ポンプ操法審査会

先日の小泉文夫さんの企画記念音楽祭に出掛けるべく上野駅を降り、芸大へと向かうと、上野公園に消防車が何台も留められ、制服を着た人が整列していました。



何だろうと思い、さり気なく近づいてみると、



という事で、確かに上野には貴重な文化財も多く、火災には神経を使っていることと思いますが、「可燃ポンプ」というのが何だか不思議でした。



既に訓練は終了していた様ですが、どんな様子だったのでしょうか?
確かに可燃ポンプは小回りも効いて狭い所ででは有効だと思いますが、何台ものポンプが一斉に噴射される様子、見てみたかったです。
とはいっても、上野で火災が起こらない事を祈るばかりです。  


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2015年07月12日

麻薬 「オキシコンチン」

昨年来、強い痛みに悩まされ、色々薬を試したのですが中々痛みから解放されないので、今回「麻薬」を処方していただくことになりました。
「麻薬」と聞くとちょっと驚きますが、処方通り適切に飲めば心配ない・・・とのことで、薬局で細かな説明を受けての帰宅途中、ラジオからニュース番組が流れてきました。トヨタの前役員の女性の麻薬密輸入の事件でしたが、その中で肝心の麻薬の名前を聞いてビックリ!今日処方された私の薬とそっくりな名前です。
事件の方は「オキシコドン」で、私のは「オコシコンチン」。名前もですが、初めて麻薬を処方された緊張感でしっかり薬の名前を覚えていたのですぐに分かりました。



確かに、アメリカでは禁止薬物ではないそうですが、こんな身近な薬だったとは!
日本とアメリカの薬に対する捉え方の違いを改めて考えてしまいました。
日本には日本の、アメリカにはアメリカの薬物との長い歴史があるのでしょうが、そこに大きな違いがあるように思います。私達日本人には基本的に麻薬への恐怖が強くあり、出来るだけ避けようとします。
今回の処方薬も初めは躊躇いもありましたが、取り敢えず強い痛みから解放されることを優先しました。
現在少しづつ痛みも緩和されつつありますが、今後どんな痛み止めのお世話になるのでしょうか?
痛み止めの世界も広いです。
  


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2015年07月09日

キュウリ素麺とスープ

少し勢いは衰えたものの、相変わらずのキュウリの収穫量です。
そこで今回は、ちょっと気になっていた素麺のパスタ仕立てにしてみました。



具材は、アサリ、ベーコン、キュウリ、ニンニク、玉葱、鷹の爪、です。

アサリは酒蒸しして殻から外し、身と汁に分けておきます。
キュウリは千切りにして、サッと熱湯に通して青臭さを取り、ザルにあげ、その後、ソーメンを浅めに湯掻き冷水で丁寧に水洗いし、水切りしておきます。
オリーブオイルにニンニクの微塵切りを入れて加熱し、ガーリックオイルを作り、鷹の爪、玉葱微塵切り、ベーコンを入れて炒め、塩で味付けしておきます。
水切りしたソーメンをオリーブオイルでサッと炒め、私は塩とニョクマムで軽く味付けしてアサリのスープを加えて和えました。
これと、炒めておいた具材にアサリの身、湯掻いたキュウリを軽く絞って加えて炒めてたものを和えて出来上がりです。
アサリのスープが多すぎるとベタベタになるので、酒蒸しの酒の量は控えめにして、多すぎた場合には少しつめておきます。
ソーメンと具材を合わせてからは強火で、鍋を振りながら手早く仕上げます。(ベタつくと美味しく仕上がりません)

もう一品のスープですが、こちらのキュウリは粗微塵に切り、炒めてキュウリの青臭さを残します。
ジャコは酒煎りして柔らかく戻してから牛乳を注ぎ、ゆっくり味を移してゆきます。(強火で加熱すると分離します)
ここへ炒めたキュウリを加えて塩コショウで味を調えます。

キュウリの味わいが全く異なる2品です。
キュウリは湯がくと青臭みがなくなりあっさりとした味わいになり、洋風にも色々アレンジできます。  


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2015年07月07日

小泉文夫のメッセージ<民族音楽との邂逅>

小泉文夫(1927~1983)は東京芸大教授で、日本を始め世界中の民族音楽の現地調査を行い、それまで欧米系音楽中心であった日本の音楽界において民族音楽の紹介、啓蒙をとおしてその地位を向上させた方で、今年没後33年にあたり、彼のメッセージに改めて耳を傾けよう・・・という試みの様で、小泉ファンとしては是非訪れてみたく、7月5日、東京芸大奏楽堂へ足を運びました。



雨の中、上野の森の緑が煉瓦塀に映える中、芸大へ向かうと・・・



ベートーヴェンの像が出迎えてくれ、芸大特有の空間に浸る心地よさを感じました。



開演一時間半前に着いたのですが、奏楽堂は既に長蛇の列で、小泉人気の程が窺えます。

開演前の一時間は、彼が歩き回って調査してきた資料映像が写され、気さくな語り口と共に貴重な映像が楽しめました。

プログラムは、[1]長歌 [2]小泉文夫の足跡 [3]南インド・ヴィーナー(日本の琵琶の起源とされる撥弦楽器) [4]南インド・声楽 [5]インドネシア バリ・ガムラン [6] モンゴル・ホーミー(朝青龍そっくりさんによる馬頭琴と歌) [7]ウイグル・ラワープ(美しい民族衣装と歌、楽器の総合芸術) [8]邦楽囃子(幼稚園児も登場) [9]尺八(小泉氏の教え子の米国人演奏家) [10]雅楽 [11]インドネシア ジャワ・ガムラン という構成でした。

それぞれの演奏家の方々からは小泉氏への畏敬の念が伺われ、とてもすばらしい会でした。
最後のジャワ・ガムランは、芸大で初めての、日本以外のアジアの音楽を教える正式な外国人教師として小泉によって招かれたサプトノ氏が詩を新たに作り編曲した「小泉文夫“頌”」という曲が、サプトノ氏のルバブと太鼓と共に小泉氏の弟子により演奏され、印象的でした。

休憩時間には珍しい民族楽器が展示されていました。



“ネイ”というイランの縦笛と“マトブジ”というイラクの縦笛。



ウードというエジプトの琵琶の仲間。





という事で、左の穴の空いた楽器は人間の大腿骨で作られているそうです。

今でも時々小泉氏の名前が上がりますが、嘗てのシルクロード文化ブームの頃とは比べ物になりませんが、多くの方々に影響を残され、お弟子さん方を通じて今もその流れが途切れることなく流れていることが感じられ、嬉しかったです。

奏楽堂入口にはそのシルクロード文化を代表する様な平山画伯の絵が掛けられていました。



民族音楽のこれからはどの様に変化してゆくのでしょうか?気になるところです。  


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2015年07月05日

逆さキュウリ

庭へキュウリの収穫に行ったら、何か異変を感じました。ムッ?
一本変なキュウリが・・・



天豆、みかん等ではよく見かける光景ですが、キュウリでこういう状況を見たのは初めてでした。
下向きキュウリのツルより少し太めですが、細いツルから天に向かってすっくと伸びています。
触ってみても結構しっかりしていてびくともしません!
面白いので写真を撮っていたら収穫するのをすっかり忘れ、二日後収穫に行ってみると、更に成長していましたが相変わらずすっくと天に向かって伸び、びくともしていませんでした。



こういう状況で育ったキュウリの味は如何?かと、早速試食してみると、何とも味が濃く下向きに育ったきゅうりよりも個性をしっかり自己主張している様です。
皮も柔らかく、キュウリ全体に味が均等に分散されているようで、とても美味しかったです。
これを意図的にやったら同じ様に美味しいキュウリが出来るのかは不明ですが、小さなキュウリをネットに引っ掛けて上向きに育ててみようかしら・・・と思っています。  


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2015年07月03日

焼きナスのアーモンド味噌田楽

我が家の畑ではこの所連日のナスとキュウリの大収穫に悲鳴状態です。
キュウリはうっかり一日収穫を忘れると巨大化し、何本分かのきゅうりに変身してしまうので、とても消化しきれません。
毎年の事とは言えキュウリのお化けが出そうです。
例年はそれ程追いかけられないナスでしたが、今年は何故か大豊作で、「水なす」「長ナス」「巾着なす」とたわわに実っています。
知人から頂いた糠床のお陰で大半は糠漬けで消費していましたが、飽きてきたので、最近は焼きナスの出番が多くなりました。
但し、これも連日では飽きがきて、どうしたものか?と思い、味噌田楽にしてみました。



普通の田楽味噌ではつまらないので、我が家に沢山ある「アーモンド」を使ってみることしました。
知人のアメリカからのお土産で、測り売りなので量も多く、形状もホール、クランチ、スライス・・・といろいろ有り、たっぷり使えます。
ケーキの場合、形状が限られてしまうので、クランチ等は専ら料理に使っています。
ピーナッツよりクセがなく穏やかで、使い勝手が良いようです。

作り方は簡単で、焼きナスの皮を剥き、中央に切れ目を入れて、田楽味噌を載せて焼くだけです。
味噌は煮切り酒で解き、味醂、砂糖で味を調えておき、炒ったアーモンドを細かく砕いて混ぜるだけです。
軽いナッツの香りが味を引き立て、さっぱりとコクのある味わいになります。

このアーモンド味噌は白身魚、鶏肉等にも相性が良いのでお薦めです。  


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2015年07月01日

フィンランドの画家「ヘレン・シャルフベック」

「北欧の作家たち」の後、東京芸術大学美術館で開催中のフィンランドの女性画家「ヘレン・シャルフベック展」へ足を運びました。



初めは“フィンランドの画家”というだけで興味を持ったのですが、調べてみると、印象的な作品が目に付き、是非見てみたいと思い、同じ様に興味を持った友人共々出掛けました。
上のポスターの左は28歳の時の写真で、右は33歳の時の自画像です。

彼女は1862年にヘルシンキで生まれ、3才の時、階段から落ちて足を不自由にし、その後生涯に渡り杖を手放せなくなりました。
小学校へも通えませんでしたが、家庭教師に絵の才能を見出され、11才でフィンランド芸術協会素描学校に入学を許可されます。
その後、奨学金を得て憧れのパリに渡り、マネ、セザンヌ、ホイッスラー等から強い影響を受け、サロンにも出品、画家としてのスタートを切りました。
彼女はノルウェーの画家「エドゥアルド・ムンク」とほぼ同年代(ムンクは1863年~1944年)、パリ留学は、シャルフベックが1880年頃からで、ムンクは少し遅く、1889年からです。(どちらも奨学金を得ての留学でした)
全くの個人的見解ですが、二人の作家の背景にそれぞれの国の風景が伺えると同時にどこか繋がりを感じてしまいました。

パリ留学時にはイギリス人画家との婚約の一方的破棄による苦悩の中からはこんな繊細で直向きな作品も描かれています。



パリ留学後はフィンランド芸術協会の依頼を受け、1889年~94年にかけてウィーン、サンクトペテルブルク、フィレンツェを旅し、古典絵画を模写し、大きな影響を受けた様です。
その後はフィンランドへ戻り、ヘルシンキから50キロ離れたヒュヴィンカーで母と共に過ごし、パリでの美術体験を熟成させてゆきます。

彼女は多くの自画像を残していますが、19才年下の画家との失恋を経て、自画像は魂の叫びの様な表現になってゆきます。

特に、第二次世界大戦が激しくなり、最晩年を過ごしたスウェーデンのサルトショーバーデンでの自画像群は魂そのものの様で胸に迫ります。
目を逸らす事なく自己を見つめる過酷なばかりの眼差しに彼女の強い意思が感じられます。
ここで彼女は20点以上の自画像を生み出し生涯を閉じましたが、その人生を貫いていた意思の強さはポスターの写真(28歳頃)にも伺れ、「貴方は誰?」と問い詰める様な眼差しの強さにたじろぎます。
又、ポスター右の自画像の一見他者を拒絶するような眼差しに深くて透明な意思を感じます。

一人の女性の透徹した視線による魂の表現に深く心動かされ、ここまで自分を最後の最後まで冷静に見つめることは難しいにしても、常に自分を客観視できる心の目を失いたくないとの思いを強くしました。

開催期間は7月26日までです。  


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2015年06月28日

銀座 「北欧の匠」ビル

昨年初めて訪れ、そのコレクションに感激してゆっくり拝見させて頂きましたが、オーナーの方とはお話する機会がありませんでした。
今回は、何となくお話する機会に恵まれ、商品(?)の説明をしていただきました。



木彫りの作品も多く、殆どが作家物だそうで、かなり古い物もあり、貴重なコレクションの様です。
値段が付いていないので、これらが総て商品なのかは不明ですが、ご主人曰く、「家内以外は売り物です」。



陶磁器も所狭しと置かれ、骨董品の様なもの、何の為の器か不明な物等、様々です。
ご主人は毎年4,5回北欧へ行かれ、あちらの友人の紹介等で購入されたりするそうです。



こちらは革製の靴ですが、「売り物でない」奥様の説明によると、シェルパーの革靴からヒントを得て製作されたそうで、革見本から色を選び特注できるそうです。靴底と靴部分には縫い目がありません。
製作は水の中で行い、ひっくり返して仕上げるそうで、靴の内側はすべすべしていました。
牛革だそうですがとても柔らかく、ぺったんこにして持ち運べ旅行に便利だそうです。

カバン、靴等の生活用品のデザインは何ともシンプルで機能的です。
長年使っていても飽きないデザインだと思いました。

何とも和やかでのんびりした空間なので、つい時間を忘れてしまいます。
銀座で見つけた、時々覗きにゆきたい素敵なお店です。

場所は 中央区銀座1-15-13
Tel 03-5524-5657 です。  


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2015年06月26日

北欧の作家たち展 in 北欧の匠ビル



昨年の6月、新聞で見つけて訪れた銀座一丁目の「北欧の匠」ビル内<ギャラリー祥>での北欧作家展のオーナーから今年の作家展のご案内を頂き、先日友人と訪れました。

今年は、T・ヴァルスタ、V・ケンバイネン、P・コイビッコ(以上フィンランド)、A・ハーグストゥルム(スウェーデン)、J・ミルダバーグ(エストニア)、5名の作家の作品の展示即売会です。

今年の案内に印刷された作家はミルダバーグで、彼の来歴は、



彼の作品はかなりインパクトのあるもので、ふっと人を惹きつけてしまう魅力があるようです。
幻想的ではありますが、何となくゆとりとユーモアが感じられ、多くの方々を魅了していることも頷けます。
エストニアという国にも魅力があり、これから注目されるのでは・・・と思いました。

今回私が最も惹かれたのは、「T・ヴァルスタ」という作家でした。



作品の撮影はできませんでしたので、以前に印刷された葉書きを記念に頂き、撮影しました。



彼女は、日本を訪れた折に和紙と出会い、その風合いがすっかり気に入り、それ以後は手漉き和紙を使って製作されたそうです。
シルクスクリーンですが、地に和紙の漉き模様が浮いて見え、優しい雰囲気です。
彼女はメッシュの部分を総て手作業で仕上げているそうなので、その手間は測りしれません!
重ねられた版は気が遠くなる程で、そこへ置いてゆく色彩の数も・・・。
それだけ重ねられても、全体の色彩はあくまでも淡く柔らかです。
花や樹々の表現も緻密で、何とも愛おしくなる作品達でした。
残念ながら、彼女は三年前に亡くなってしまい、作品はあまり残されていないそうなので、来年の作品展示は無理な様でした。
彼女には、日本で出版された「子うさぎヌップのふわふわふとん」というえほんがありますが、



(左頁の絵が絵本の一部です)現在は絶版になっていました。

他の北欧作家の作品も、時に厳しい自然を映しながらどこかふんわりと柔らかで暖かいものが感じられます。
私が北欧に惹かれていることを差し引いても、彼らの作品から受ける印象はとても身近で馴染み易く、もっと多くの方々の目に触れる機会が増えることを期待しています。  


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