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2014年06月29日

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

先日、友人と上野の西洋美術館で待ち合わせたのですが、時間があったので、銀座の<北欧の匠ビル>三階のギャラリー[祥]での「北欧の作家たち展」をのぞいてみました。
場所は銀座といっても地下鉄京橋駅近くで、ビル1、2Fには北欧雑貨が所狭しと並べられていました。

こじんまりとしたギャラリーで、作品数は少なかったのですが、不思議な雰囲気に包まれ、楽しい時間が過ごせました。

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

これは、M・セーゲルトゥレムの銅版画ですが、殆どの作家が日本では知られていないそうです。

他にも、

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

の様な作家7人の作品が並べられ、なぜか親しみのある空気が感じられました。
たまたま私一人だったので、主催されている方とゆっくりおしゃべりが出来ました。
このギャラリーでは毎年北欧の作家の展示をされていて、今回は5回目だそうですが、日本でも少しづつ評価されてきている・・・とのことでした。面白いことに、このギャラリーは北欧関連の展示にのみ貸し出されるそうです。
今回、北欧の作家の作品だけを見ていて、何か日本人に近い自然観が見えてくるように思いました。特に、森に関しては、何かが宿り、森の空気に包まれ生かされている・・・といった畏敬の心に触れ、何故か親密さを感じてしまいます。
色彩はかなりカラフルなのですが、表現が穏やかで、ほのぼのとした雰囲気が漂いますが、今にも森の中からトロールが現れてきそうな、ハラハラ・ドキドキとした緊張感もあり、引き込まれてしまいます。

私はフィンランドが好きなので、色々お話を伺い、北欧の中でもフィンランドは他の国々とは民族も言語も全く異なる異質の国であることを知りました。是非一度訪れてみたいと思います。

作品鑑賞後、1,2Fの雑貨売り場を覗かせて頂きました。
御夫妻と息子さん三人で15年ほど前から開いていらっしゃるそうです。
何とも長閑で、都会とは思えませんでしたが、置かれている物は素晴らしいものばかりでした。

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

他にも

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

ユニークな商品が沢山並んでいますが、値段の付いていないものも多く、貴重な品々の様で恐ろしくて手を触れにくかったです。

中にこんなバッグがあり、驚きました。

銀座「北欧の匠」ビルのギャラリー

何方も学生時代に私が使っていたものと全く同じデザインなのです。
とても気に入っていて、長い間大切に使いました。
私の物は国産の安物ですが、このデザインが北欧から来ていたことを今になって知り、北欧との縁を感じます。

残念ながら、この展示会は6月22日で終了してしまいましたが、このビルへは友人と一緒に是非又訪れたいと思っています。

場所は 中央区銀座1-15-13 Tel 03-5524-5657 です。



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Posted by ruriri at 16:58│Comments(0)日記
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