2013年03月04日
エル・グレコ展
東京に用事があり出かけたので、「エル・グレコ展」へ行ってみました。
友人のメールに刺激されたこともあり、若い頃感激して以来の再会です。
上野駅を降り、公園内を歩いていると、直ぐ横を、籠に乗ったワンチャンが疾走してゆき、数メートル先で停まりました。
その後ろから、飼い主が徐に近づき、驚いて見守る観客(?)に、ワンチャンの目が見えないこと、風を顔に受ける事で、とても喜ぶため、箱を走らせている・・・という説明があり、納得。
でも、可也の人出の中、ぶつからないかしら・・・と少し心配になりました。
この日は東京で「春一番」の吹き荒れた寒い一日でしたが、公園内には水仙が咲き始めていました。
越前から遥々やってきた水仙だそうです。
漸く新装された「東京都美術館」へ到着。
久し振りの再会を楽しみました。
嘗ては特に「宗教画」に惹かれ、直向きな信仰心に深く感動したした様に思いますが、今回、彼の作品中で一割程の「肖像画」の面白さに惹かれました。
こちらをじっと見つめる眼差しに、その人物の心が映り、恰も魂が宿っているかの様です。
特に自画像には、微かな「ユーモア」さえ感じてしまいました。
今回気がついたのですが、人物の胴が異常に長く、足が短い事です。
顔が小さいのは解っていましたが、こんなに胴が長かったとは・・・。
これが「グレコ」の美の表現なのでしょうが、不思議に思いました。
でも、作品を見ていると、そんなことは余り気にならず、絵の世界に吸い込まれてしまいますが。
他にも、彼が彫刻、建築の構想も手掛け、スペインでは、絵画だけでなく、祭壇の衝立など、教会内部を一括して請け負っていた事等、新たな発見もあり、楽しい再会でした。
「エル・グレコ展」は、4月7日(日)までです。
友人のメールに刺激されたこともあり、若い頃感激して以来の再会です。
上野駅を降り、公園内を歩いていると、直ぐ横を、籠に乗ったワンチャンが疾走してゆき、数メートル先で停まりました。
その後ろから、飼い主が徐に近づき、驚いて見守る観客(?)に、ワンチャンの目が見えないこと、風を顔に受ける事で、とても喜ぶため、箱を走らせている・・・という説明があり、納得。
でも、可也の人出の中、ぶつからないかしら・・・と少し心配になりました。
この日は東京で「春一番」の吹き荒れた寒い一日でしたが、公園内には水仙が咲き始めていました。
越前から遥々やってきた水仙だそうです。
漸く新装された「東京都美術館」へ到着。
久し振りの再会を楽しみました。
嘗ては特に「宗教画」に惹かれ、直向きな信仰心に深く感動したした様に思いますが、今回、彼の作品中で一割程の「肖像画」の面白さに惹かれました。
こちらをじっと見つめる眼差しに、その人物の心が映り、恰も魂が宿っているかの様です。
特に自画像には、微かな「ユーモア」さえ感じてしまいました。
今回気がついたのですが、人物の胴が異常に長く、足が短い事です。
顔が小さいのは解っていましたが、こんなに胴が長かったとは・・・。
これが「グレコ」の美の表現なのでしょうが、不思議に思いました。
でも、作品を見ていると、そんなことは余り気にならず、絵の世界に吸い込まれてしまいますが。
他にも、彼が彫刻、建築の構想も手掛け、スペインでは、絵画だけでなく、祭壇の衝立など、教会内部を一括して請け負っていた事等、新たな発見もあり、楽しい再会でした。
「エル・グレコ展」は、4月7日(日)までです。
Posted by ruriri at 17:08│Comments(0)
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