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2013年02月01日

「碓氷群の神と仏」展

「学習の森」で2月3日(日)まで開催されている企画展へ行ってきました。
学芸員の方に丁寧に説明して頂いたので、とても興味深く、見ることができました。

私は特に「石造物」が興味深く、



実物は運べなかったそうですが、左、磯部・松岸寺の「五輪塔」(県指定重文)は、初めてお墓として建てられたものだそうですが、時を重ね、丸みを帯びた風情に何ともいえないした親しみを感じてしまいます。

この頃から、「板碑」も個人のお墓として建てられるようになったそうです。



左は、上間仁田出土の板碑です。我が家の近くからもこんな遺跡が出土することに驚きます。

至る所で発掘調査がされているようですが、歴史と生活とがごく自然に解け合っている雰囲気が感じられて、楽しいです。



これは板鼻の「南窓寺」の物で、文字がはっきり読み取れます。
上の3文字は「梵字」で、(阿弥陀三尊)を表しているそうです。

江戸時代には、関所手形の要らない妙義、榛名は、多くの参拝客で賑わったそうです。
「妙義詣」、続いて「榛名詣」という本まで出たそうなので、可也の観光地だったようです。

そんな中、僧侶も諸国を巡礼する事が多く、例えば、行田の行田山福寿庵には「玄碩」という僧によって5年の歳月を掛けて完成させた600巻の写経が奉納されています。



これは初めの頃で、印刷したかのような文字ですが、次第に



変化してゆき、最後は



殆ど真っ黒です。600巻書き写し、この文字を書いた翌日亡くなられたそうです。
その執念のすごさが胸に迫ります。

今回の展示には、こんな立派なカタログが出版されていて、



とても参考になりました。

中には、八城の人形浄瑠璃の紹介もあり、



実物の人形共々楽しめました。



奥は「咲前神社」の神楽面です。
私は右端の、八城の浄瑠璃面のお姫様に惹かれました。視線の不思議な力を感じます。

身近な所にこれ程沢山の遺跡があることに驚くと同時に、豊かな歴史の土壌に生活していることを改めて感じました。
訪れたい場所が沢山増えて楽しみです。




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「碓氷群の神と仏」展
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