2012年12月28日
版画家「マックス・クリンガー」展
美術館内のレストラン「すいれん」で昼食後、せっかくなので常設展も覗いてみることにしました。
レストランの窓からは、立派な「銀杏」と「ケヤキ」の樹が見え、くつろげます。
「すいれん」は当然、当館所有のモネの作品名からとられています。
展示入り口に「マックス・クリンガーの連作版画」のポスターを見つけ、名前も知らなかったかったのですが、「エッチング作品」というのに惹かれ入ってみました。
初め、ああ、スケート場・・・くらいにしか思わなかったのですが、これは「手袋」という10枚の連作版画の2枚目で、この手袋を巡って、不思議な幻想世界が展開します。
手袋を拾う男性は作者自身ともいわれ、これから始まる唐突な連想世界へと、いつの間にか曳きこまれてしまいます。
因みに、これが自画像です。
彼はドイツの、画家、版画家、彫刻家で、(1857~1920)特に版画は450点を数えます。
彼は、著作の中で、版画、素描といったグラフィック芸術全般を「尖筆芸術」という独自の造語によって総称し、ここでは現実世界の束縛から自由な空想の力を発揮しやすい・・・と述べています。
又、沢山の著作があり、出版されていますが、その装丁にもこだわり、素晴しい本に仕上がっています。
思いがけず、素敵な世界に出会え、嬉しかったです。
先日の朝日新聞、「美の履歴書」にこの作品が取り上げられていました。
西洋美術館の収蔵品の豊かさに驚くばかりです。
この後更に、「松方コレクション」中心の常設展へも足を運びました。
レストランの窓からは、立派な「銀杏」と「ケヤキ」の樹が見え、くつろげます。
「すいれん」は当然、当館所有のモネの作品名からとられています。
展示入り口に「マックス・クリンガーの連作版画」のポスターを見つけ、名前も知らなかったかったのですが、「エッチング作品」というのに惹かれ入ってみました。
初め、ああ、スケート場・・・くらいにしか思わなかったのですが、これは「手袋」という10枚の連作版画の2枚目で、この手袋を巡って、不思議な幻想世界が展開します。
手袋を拾う男性は作者自身ともいわれ、これから始まる唐突な連想世界へと、いつの間にか曳きこまれてしまいます。
因みに、これが自画像です。
彼はドイツの、画家、版画家、彫刻家で、(1857~1920)特に版画は450点を数えます。
彼は、著作の中で、版画、素描といったグラフィック芸術全般を「尖筆芸術」という独自の造語によって総称し、ここでは現実世界の束縛から自由な空想の力を発揮しやすい・・・と述べています。
又、沢山の著作があり、出版されていますが、その装丁にもこだわり、素晴しい本に仕上がっています。
思いがけず、素敵な世界に出会え、嬉しかったです。
先日の朝日新聞、「美の履歴書」にこの作品が取り上げられていました。
西洋美術館の収蔵品の豊かさに驚くばかりです。
この後更に、「松方コレクション」中心の常設展へも足を運びました。
Posted by ruriri at 19:49│Comments(0)
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