イトスギ

先日テレビで紹介されていた中之条町の「チャツボミゴケ公園」、映像がとても綺麗だったので、行ってみることにしました。
たしか、昨年の「風子さん」のブログ「群馬・ふぉと雑記帳」に載っていたと思います。

草津を通って行きましたが、先週通った時より一段と紅葉が鮮やかさを増していました。



「チャツボミゴケ公園」は中之条町の最奥部、入山地区西端の群馬鉄山跡地を緑化して造成された50万㎡の敷地内にあり、町の天然記念物に指定されています。

「チャツボミゴケ」の群生している「穴地獄」には、PH2.8の強酸性鉱泉が湧出、嘗ては擂鉢状の地形をしていて、その中へ落ちた動物が出られずに死んでしまったことから、その名が付けられたそうです。





今は鮮やかな緑に輝いていますが、



今年の夏の暑さにはかなりのダメージを受けたそうで、未だにその名残がみられます。



黒くなっている所が苔の傷んでいる場所です。

でも最近漸く回復し、紅葉と共に楽しめます。

　

斜面の傾斜があるので、小さな滝があちこちにみられます。



紅葉も今が盛りで、青空に美しく輝いていました。



沢山の観光客で賑わっていましたが、皆さんカメラ片手に（私もですが・・・）撮影されていましたが、「入らないで下さい」という看板を無視される方もいて、少し気になりました。

ここには「チャツボミゴケ」以外にもきれいな「苔類」が生えていて、





私が気付いただけでも2、3種類あります。
早めの保護が必要なのでは・・・と心配になりました。

「チャツボミゴケ公園」は
群馬県吾妻郡中之条町大字西山13ー3
Tel　0279ー95ー5111