2012年09月07日
鎌倉文学館「神沢利子の世界」展
<神沢利子>は、一般的には「くまの子ウーフ」の作者として有名で、私も大好きですが、
以前「ながれのほとり」という本を読んで、彼女の根にある“おおらかな自然観”,”揺るぎのない静けさ”の様なものに触れ、すっかり魅了され、様々な本を読んだり、展示会にも足を運んできました。
群馬に来てからは少し遠くなりましたが、久し振りに湘南の風に吹かれに、鎌倉へ出掛けました。
先ずは「鎌倉文学館」。
江ノ電「由比ガ浜」下車。徒歩7分です。
「鎌倉文学館」は、加賀前田家の系譜の旧前田公爵家の鎌倉別邸として建てられ、焼失後、昭和11年、今の“洋風建築”に建て替えられ、昭和58年、17代当主(前田利建氏)より鎌倉市へ寄贈されました。
建物外観はのこしながら、増改築を施し、文学館として、鎌倉に在住した文学者ゆかりの品々が展示されています。
庭にみえる彫刻は、「高田博厚」作で、館内には“ロダン像”もありました。彼は長らくパリ在住でしたが、晩年は鎌倉で過ごし、確か作品を鎌倉市に寄贈、ギャラリーが開設されていたと思います。
門を入るとこんなアプローチが続き、
立派な玄関が迎えてくれます。
一階は常設展で、中に美しい装丁の本(月雪花)を見つけ、魅かれたので、作者について調べたく、学芸員の方に伺った所、地下に書庫があります・・・とのことで、行ってみると、立派な閲覧コーナーが整備されていました。
原則、貸し出しはしないそうですが、コピーはして下さるそうです。
“芳賀矢一”という方の本でした。調べてみたら、この方は、小学唱歌「七里ガ浜の磯づたい・・・」の作詞者とあり、びっくり!
(1867~1927)で、夏目漱石と帝大同期だそうです。
社団法人日本ローマ字会を設立するなど、日本の教育学に関わった方の様です。
庭には、大きな「カナリーヤシ」、「スダジイ」等が植えられ、散策できます。
春、秋には<バラ園>も満開になるようで、沢山のバラが植えられていました。
又寄り道が長くなりましたが、これから、「神沢利子の世界」へでかけます。
以前「ながれのほとり」という本を読んで、彼女の根にある“おおらかな自然観”,”揺るぎのない静けさ”の様なものに触れ、すっかり魅了され、様々な本を読んだり、展示会にも足を運んできました。
群馬に来てからは少し遠くなりましたが、久し振りに湘南の風に吹かれに、鎌倉へ出掛けました。
先ずは「鎌倉文学館」。
江ノ電「由比ガ浜」下車。徒歩7分です。
「鎌倉文学館」は、加賀前田家の系譜の旧前田公爵家の鎌倉別邸として建てられ、焼失後、昭和11年、今の“洋風建築”に建て替えられ、昭和58年、17代当主(前田利建氏)より鎌倉市へ寄贈されました。
建物外観はのこしながら、増改築を施し、文学館として、鎌倉に在住した文学者ゆかりの品々が展示されています。
庭にみえる彫刻は、「高田博厚」作で、館内には“ロダン像”もありました。彼は長らくパリ在住でしたが、晩年は鎌倉で過ごし、確か作品を鎌倉市に寄贈、ギャラリーが開設されていたと思います。
門を入るとこんなアプローチが続き、
立派な玄関が迎えてくれます。
一階は常設展で、中に美しい装丁の本(月雪花)を見つけ、魅かれたので、作者について調べたく、学芸員の方に伺った所、地下に書庫があります・・・とのことで、行ってみると、立派な閲覧コーナーが整備されていました。
原則、貸し出しはしないそうですが、コピーはして下さるそうです。
“芳賀矢一”という方の本でした。調べてみたら、この方は、小学唱歌「七里ガ浜の磯づたい・・・」の作詞者とあり、びっくり!
(1867~1927)で、夏目漱石と帝大同期だそうです。
社団法人日本ローマ字会を設立するなど、日本の教育学に関わった方の様です。
庭には、大きな「カナリーヤシ」、「スダジイ」等が植えられ、散策できます。
春、秋には<バラ園>も満開になるようで、沢山のバラが植えられていました。
又寄り道が長くなりましたが、これから、「神沢利子の世界」へでかけます。
Posted by ruriri at 21:56│Comments(0)
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