2012年01月15日
どんど焼きの枝 ヤマグワ
ほぼ8時ごろ着火され・・・
数十秒後にはメラメラと燃え上がり、あっという間に小屋は焼け落ちてしまいました。今日は風がないので、炎が真上にあがり、
小屋は見事に中心に落ちました。作りが上手だったのでしょう。焼け跡にはこんな杭がしっかり地面に打ち込まれていました。
すっかり魅了されてしまった子供が、待ちきれずまゆだまをかざしていました。
この“マユダマ”をつける木ですが、嘗ては“ヤマグワ”の木だったそうです。山に沢山あり、枝もよくしなるので、最適だったそうですが、最近はすっかり無くなってしまったそうです。
ヤマグワは、落葉高木で、高さは、10~15mにもなり、
4月に長い花柱の先に白い花を咲かせ、7,8月には長い花柱の先に赤い実をつけます。実は熟すと黒くなり、子供達のおやつになったそうです。マグワは中国原産で、花柱が短いそうです。因みに、マグワの学名は、Morusaus alba で、ヤマグワは、Morusaus tralis です。どうもマグワが野生化したものがヤマグワ!ではないようです。
他にも昔は“アカメ”という、枝の赤い木も使われたそうですが、何と言う木かはっきりしません。もしかしたら、“イヌビワ”?・・・で、最近はどちらも入手し難いそうで、ナラやサクラの木が使われるようですが、枝が余りしならないので、おもちを焼くのが大変です!
子供達も一生懸命焼こうとしていますが、地域の消防団の方々も
必死!で応援していらっしゃいました。
甘酒やトン汁が配られ、炎で暖まりながら地域の方々と交流でき、先ほどのマユダマの木のお話も伺えました。最後までいられませんでしたが、脇にこんな車が待機していて・・・
多分一気に片付けてしまうのでしょう!今日は風もなかったので、穏やかにどんど焼きを迎えられました。
Posted by ruriri at 23:17│Comments(0)
│日記