2011年12月27日
秩父で新蕎麦を食べる会
25年間、時々参加できないこともありましたが、継続してお世話になっているお店です。いつも美味しいお蕎麦と、きのこ、野菜・・・といった素朴で、味わい深いお料理で、楽しませて頂いています。この日も、先ずは
銀杏の茹でたもの、揚げ蕎麦、山葵の葉の醤油漬け、タマゴタケが出され、お酒は、盛川酒造の“沙羅双樹”、榎酒造の“華鳩”、“賀茂泉”、“菊姫”、でした。
次は、新牛蒡と大根の漬物、シロシメジ、です。
これは、“イグチ”として食べられていたものですが、本名?は“ヤマドリタケモドキ”で、“モドキ”がつきますが、これの成長したものが、“セップダケ”とか“ポルチーニ”と言われるきのこだそうです!ちょっとびっくり。ポルチーニの香りと全く違います!このように、きのこの世界は全く解りません。若い時と熟成した時で、まったく異なる形態なのです!
今回は、納得できる蕎麦が入手し難く、1番目は茨城、2番目は柚子きり、3番目は富山と茨城の合わせた物・・・になりました。これは少し食べてしまいましたが、富山、茨城合体です。
これは“柚子きり”です。蕎麦の実を砕いてゆく時、小さく割れたものをふるいで分け、やけどをするような熱い湯で練ってゆくそうです。粉には殆ど癖がなく、柚子の香りがほんのりして、歯ざわりもよく、何ともいえない味わいでした。毎回、こいけさんの努力で、何とか美味しい蕎麦をみつけていただいてきましたが、段々機械による収穫その他で、思うような蕎麦を入手するのが難しくなっているようです。単に頂いているだけ!の身には今までのご努力に感謝あるのみ!です。ただ、今回そのお陰で、“柚子きり”に出会えたことを思うと、複雑です・・・。
Posted by ruriri at 02:01│Comments(0)
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