イトスギ › 2013年03月05日

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2013年03月05日

「安中の石仏めぐり」第一回

3月3日、ひな祭りの日、「学習に森」主催の「碓氷歴史考古学講座」の「第一回安中市石仏めぐり」に参加しました。
今回は、<国衙、高梨子、土塩(ひじしお)>方面を廻りました。

私は、「野仏」「石神」「石仏」の違いも解らないような初心者ですが、とても丁寧な資料を頂いた上、安中市文化財調査委員の伊丹忠七氏が詳しく説明して下さり、楽しく散策できました。

先ずは、見馴れている(つもり)の「道祖神」、



女性を踊りに誘う様な楽しげなもの、



揃ってお出掛け・・・風な可愛い物もありますが、



これも「道祖神」だそうです。
地域に」より、呼び方が異なり、「賽(さえ)の神」「岐(ふなど)の神」等とも呼ばれるそうです。

群馬に多く見られるという「馬頭観音」ですが、こんな優しい表情の像に出会えました。



これは、百石近辺のものですが他にも、



髪の毛の綺麗な像もあります。

今回の「石仏めぐり」の中でも「呼坂(よばっさか」の「百庚申」は圧巻でした。



<篆書>の庚申塔が96基あり、様々な意匠を凝らした文字が並んでいます。



全く読めませんが、とても興味深いです。

蚕の神様も、この中にあるそうですが、時間の都合で省略。

下は、下大久保地区にある蚕の神様、「絹笠大明神」ですが、線刻の美しい石像で、蚕が大切にされていたことを物語っているようです。



少し見辛いですが、高さ100cm程の立派な石像です。

このあたりで、昼食タイム。
「細野ふるさとセンター」で休憩しましたが、「ここからは、妙義が2つに見える・・・」とのことで、



しっかり写しました。

休憩の後、「宝性寺跡」の、「百庚申」へ向いました。

辺りには、マンサクの花も咲き、



のんびり歩くだけではなく、木の枝を押し分けながらの道もあり、学習の森の方は、箒持参で、落葉や枯れ枝を取り除いて下さいました。

「百庚申」到着。



ここは県指定記念物の「細野のヒガンザクラ」で有名だそうですが、流石に立派な巨木です。

木の下には、看板がありました。



春には訪れてみたいですが、道が解り難く、ここまで来るのは可也大変そうです。

境内には、こんな可愛い「手水鉢」もあります。



ここから「諏訪神社」へ向うと、立派な灯篭がありました。



230cmの高さで、姿も立派です。

こんな道標の石像もあり、



右 坂本 めうぎ(妙義 ) 左 はるな とあります。

道行く上での大切な道しるべとして、多くの旅人を導いてくれたことでしょう。

安中に、これ程沢山の石像物があるとは思いもしませんでしたので、驚くばかりです。
次回(3月24日)の第二回も楽しみです。









  


Posted by ruriri at 18:48Comments(0)日記