イトスギ › 2013年02月16日

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2013年02月16日

アイヌ民俗舞踊・古式の舞

ホテルからバスの送迎があるとのことで、アイヌコタンの「民俗舞踊」へ出掛けてみました。

「アイヌコタン」とは、「アイヌ」が(人間)を、「コタン」が(村)を意味し、ここ阿寒湖周辺は、戸数36、約200人の方々が住まわれている、北海道最大の集落だそうで、彼等の「古式の舞」は、唯一、国の重要無形文化財に指定されているそうです。



「アイヌコタン」へ着くと、吹雪いているせいもあり、何とも厳かな雰囲気で・・・



神秘的でもあります。



会場の「イコロ」へ入ると、民俗音楽が聞こえ、独特の「ムックリ」の音に惹かれます。



これは、「豆の収穫」の時の踊りです。



次は「サロルンリムセ(鶴の舞)」という舞で、衣装はそれぞれ自分で刺繍するそうです。



被り物を取り、黒髪を靡かせて踊るのは、「フッタレチュイ(黒髪の踊り)」で、頭を振りながら激しく踊ります。

男性の舞は、一人だけで踊られますが、どっしりとした威厳のある舞でした。



どれも、腰を緩やかに動かしながら、手拍子でリズムをとり、ゆったりと踊られていました。

歌は、口を全開せず、喉の奥のほうで声を響かせる様な、独特の節回しで、静かな雰囲気が漂います。



漸く「ムックリ(口琴)」が登場。



「ムックリ」は竹製の楽器で、竹製の薄い板(弁)に紐がついていて、この紐を引っ張ることで弁を振動させて音を出し、口腔に共鳴させます。
音程は、殆ど一つですが、口の形を変えることにより共鳴する倍音のフォルマント(増幅された倍音の成分の塊、又はピーク)を変化させて音楽表現をします。
何とも味わい深い表現で、すっかり魅了されました。



最後は、観客も一緒に輪になって踊り、本日の公演は終了しました。



帰りのバスが来るまで、吹雪の中で、皆一塊になって待ちました。



「歓迎」の文字が何だか寂しげでした。

ホテルへ帰り、冷え切った体を温めようと温泉に入ったのですが、ちょっと「露天風呂」にも入ってみよう・・・と思ったのが間違いで、外気温が低いため、入ったきり出られず、髪の毛は、吹雪で凍ってしまい、室内へ戻るには大変な勇気が必要でした。

漸く温まり、部屋から外を見ると、



先程の花火会場は雪に埋もれ、



あたり一面の雪景色。美しいです。


  


Posted by ruriri at 17:46Comments(0)日記